近隣の中学校から2人の中学生が職場体験に来てくれました
1日目の様子はコチラ
2日目のこの日は、開館準備をしたあと、「読書バリアフリーサービス」体験です。
今回は、沖縄盲学校に献本する録音図書をつくってもらいました
まずパソコンの中にあるデイジーデータを、ロキシオというソフトに入れて
1冊ずつCD-Rに焼いてケースに入れます。
つぎにCDケースに貼る点字シールをつくります。
本のタイトルと著者名を分かち書きしながら、入力して印刷ボタンをクリックすると…
ガタガタガタ…
賑やかな音を立てて点字シールが出てきました
間違えないように確認しながら、慎重にCDケースに貼っていきます。
上手に貼れました
最後にレーベル印刷です。タイトルと著者名を入力して…
CDをトレーに乗せてプリンターにセットします
じゃーん!
きれいにレーベル印刷できました
2人ともとってもがんばってくれたので、短時間にたくさんのDAISY図書ができました。
【おまけ】少し時間が余ったので、トツテンくんという点字器でバリアフリー名刺も作りました。練習しているうちに、少ししくみがわかって「覚えられるかも」とにこっと笑ってくれたSさん
ちなみにKくんは、金光図書館に来ることが決まってから、独学で勉強し、なんと点字が読めるようになったそうです
分かち書きのことも知っていて、おまけに入力もとっても速くて、思わず「点訳ボランティアにならない?」とスカウトしたくなるほどでした
短い時間でしたが、2人とも1つでも多く作って、本を楽しみにしている盲学校の皆さんのためにお役に立とうとがんばる姿が、とっても素敵でした
そんな2人に「ありがとう」の気持ちをこめて、手作りのポチ袋とリーディングトラッカーをプレゼント
活字による読書が困難な方々のための「読書バリアフリーサービス」ですが、図書館にこういうサービスがあることって、実はあまり知られていないんです。
もらった方が「かわいいな、このポチポチはなんだろう?」と興味を持っていただくきっかけになればと願っています
2人は、午後もう一度カウンター業務を体験して、職員に元気にお礼の挨拶をしてから帰っていかれました。
2日間、職場体験お疲れ様でした
また、元気な顔を見せにきてくださいね