「ケーキが毎日食べ放題~」泣かせる ★☆☆☆☆
笑わせる ★☆☆☆☆
驚かせる ★★★★★
力溢れる ★★☆☆☆
知溢れる ★★★★☆
発行年月 2001年05月
『「砂糖は太る」の誤解―科学で見る砂糖の素顔 (ブルーバックス)
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【162冊目の面白い本】 『「砂糖は太る」の誤解』 高田明和
【本の内容】
「砂糖は太る」それは、誤解です。「甘さが太らせる」それも、誤解です。「砂糖は糖尿病の原因」それも、やっぱり誤解です。あなたの「食べ物常識」を覆す、砂糖の真の姿。
【著者について】
高田 明和(タカダ アキカズ)
1935年、静岡県生まれ。慶応義塾大学医学部、同大学院卒業後、ニューヨーク州立大学助教授を経て、浜松医科大学教授。2001年、浜松医科大学名誉教授。医学博士。専攻は生理学、特に血液学。日本生理学会、臨床血液学会などの評議員。1989年、中国科学院より国際凝固・線溶シンポジウム特別賞を受賞。1991年ポーランド、ビアリストク医科大学より名誉博士号を受ける。血液と生理学分野での国際的な活躍の一方、ユニークな科学エッセイで幅広い読者をもつ
さて、前回『デブの帝国』を取り上げましたが、糖というものを違った角度から見ていくことにいたしましょう。『デブの帝国』では糖や脂肪ってのはなんて悪いやつなんだ、という感じでございました。
今回は高田明和氏の本。うつ病に関する本なんかをたくさん出版されております。
この本は「砂糖」ってのはそんなにワルモノじゃあございませんよ、
むしろいいところがたくさんあるのです、というもの。
まず、砂糖は「ブドウ糖」と「果糖」から成り立っております。細かいので、糖ってことにいたしましょう。その糖、特別に太らせる力を持っているわけではないとのことです。
肥満はなぜ起こるか。肥満の原因は過剰なカロリー摂取でございます。要は食べすぎ。カロリーを消費できないと、脂肪としてたまる。
砂糖10グラム、米10グラム、そば粉10グラムはほとんどカロリーが同じ。
ってことは砂糖が特別に太らせるわけではない、と。ほぅほぅ。
過剰にカロリーをとらないようにするためには、当然食を抑えるということになりましょう。満腹感醸成の仕組みとして、脳の満腹中枢ってやつと摂食中枢ってやつが大事とのことです。どこかに例えとしてありましたが、摂食中枢はアクセル、満腹中枢はブレーキみたいなもの。
ブドウ糖はブレーキを踏む役割を持つらしいんです。(つまり、満腹中枢を刺激する)
一方、脂肪酸はアクセルを踏む、ワルモノはやはり脂肪か!といっても、脂肪も必要な栄養源でございます。
ブレーキの役割を持つ物質として、セロトニンも関係しているらしい。
このセロトニン君には後ほど、うつ病に関しての際にもご登場いただきましょう。
砂糖をとるほどBMIが下がり、脂肪をとるほどBMIが高いというデータも載っておりました。ということで、砂糖はなんと太らせるどころかブレーキを踏んでくれるものだとは!
続きます。
(続き)2/2
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