考える人 「むつかしいなぁ」
      ◆面白い本ブログ◆ ~なんじゃこの本は!?~

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 発行年月 2006年08月

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【150冊目の面白い本】 『考える人』 坪内祐三


【本の内容】
“考える”とは何か—。小林秀雄から福田恆存まで。16人の思考の軌跡を辿る力作評論。


【著者について】
坪内 祐三(ツボウチ ユウゾウ)
1958年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒。「東京人」編集部を経て、コラム、書評、評論など執筆活動を始める。平成13年、『慶応三年生まれ七人の旋毛曲り』で第十七回講談社エッセイ賞を受賞




坪内氏は福田和也氏同様、SPA!の連載「これでいいのだ!」で知った。
世の中の出来事に対して、こんな見方があるのかという感心と同時に
マニアックな知識に興味を持った。大昔のことであります。


さて、この本。
取り上げられている人たちは1980年頃から2000年頃の間に
皆すでに他界されております。
しかし、ご存命のころにはブイブイ言わせた方々とのことです。


ということで、著者と同年齢、もしくはもう少し上の方々にとっては、
皆通って来た道なのでございましょう。


文中、色川武大氏についてふれたところ。
色川氏といえば、「阿佐田哲也」の名の方が一般的なのでしょうか。
麻雀はとんとわかりませんが、「雀聖」とのことでした。


そうした勝負の世界で生きたからこそ生まれた感覚。

プロは持続が肝心である、と。そのためにはフォームを決めることが重要。
フォームとは具体的に何か。孫引きになります。


 フォームというのは、これだけをきちんと守っていれば、いつも六分四分で有利な条件を自分のものにできる、そう自分で信じることができるもの、それをいうんだな。
 ちがういいかたをすると、思いこみやいいかげんな概念を捨ててしまってね、あとに残った、どうしてもこれだけは捨てられないぞ、と思う大切なこと。これだけ守っていればなんとか生きていかれる原理原則、それがフォームなんだな。
 だから、プロは、六分四分のうち、四分の不利が現れたときも平気なんだ。四分はわるくても、六分は必ずいいはずだ、と確信しているんだね。またここで、四分わるいからといって揺れてしまったんではなんにもならないからね。


フォームが大事なのでございます。常に自信を生む、かたち。ぶれない、かたち。
身につけたいもんでございます。


そのフォームを身につけたものこそ常に勝ち続ける。営業でもありますな。去年は良かったと思うと、今年はさっぱり。野球でも隔年投手、芸能界でも一発屋、皆フォームがなかったんでしょうか。


では、どうフォームを身につけるのか。それは自分で考えてください。


なんて冷たいことはいいません。というかわかりません。なので、今度は直接、色川氏の本にあたってみたいと思います。


このほかにも、ミスター天声人語(2代目)といわれた深代惇郎氏、本から学ぶということと、経験をするということについて考察した森有正氏、などなどこれまで知らなかった人物で読んでみたい本がたくさん出てまいりました。また順を追って記録していきたい所存です。


このようにこれまで知らなかったけれども、興味を持たせる、こんな感覚がブログで実現できたらいいなぁ。さて、新年も仕事がんばろーっと。



「いつも~、ありがとうございますぅ」

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