「よく話し、よく聞くこと」泣かせる ★☆☆☆☆
笑わせる ★★☆☆☆
驚かせる ★★★☆☆
力溢れる ★★★★☆
知溢れる ★★☆☆☆
発行年月 2005年10月
『話を聞く技術!
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【124冊目の面白い本】 『話を聞く技術』 永江朗
インタビューの鉄人たちに聞く、話を聞く技術の集積。
黒柳徹子氏、徹子の部屋について。
ゲスト1人につき、1時間以上打ち合わせ、手書きメモが12枚になる。
それを毎日(実際はまとめ撮りだが)ってんだから、こらすごい。
徹子の部屋は絶対編集しない(雑になる)、スタッフを変えないという不文律があるらしい。徹底しています。
田原総一朗氏。
朝まで生テレビに向けては、資料を読み込んだ上で本番当日3時間半かけて構成を考える。
限られた番組時間なので、答えを出そうとはしていない、参加者に言いたいことを言ってもらうことが目的とのこと。
脅迫状はしょっちゅう、お巡りさんの護衛もたびたび、散歩中に頭を殴られたり、
レストランで絡まれたり・・・命がけですな。
小松成美氏。
この本を読むまで知らなかったのだが、中田ヒデやイチローなど猛者へのインタビューを成し遂げたことで有名なんですね。
インタビュー前にはA4ノート1冊くらいの質問を準備、会話のシミュレーションをする。しかし、インタビュー開始時には真っ白にする、とのこと。
吉田豪氏。プロ書評家、プロインタビュアー。
氏のインタビューの要諦は「接点を探す」。
僕がおもしろがれるところを探して、そこがいかに素晴らしいかという話にする。
高嶋(*政宏さんのこと)さんは、音楽の話をしたいのに、する機会がないと思っているようだから、
話を向けると「よくぞ聞いてくれた」みたいな感じになりましたからね。
誰でも喋りたいことを探り当てられると嬉しい。
その接点を探すために4,000冊近くのタレント本コレクションがあるとのこと。すごいですなぁ。
インタビューとは関係ないが、芸能人が出す財テク本は面白い、と。
たいてい出版後、人生に失敗するらしい。
千昌夫、岸部シロー、西川のりお・・・財テク三羽ガラスと読んでいるらしい。あらら。
人それぞれインタビューの技術ってもんがあるもんです。
しかし。
恐らくここには語られないそれぞれの人のインタビュー技術があるはずだ。
本当の技術は公には公開しないはず。
自らが盗むことが大事だと思われます、鉄人への道は遠い。
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