「科学は歩みを止めません」泣かせる ★☆☆☆☆
笑わせる ★★☆☆☆
驚かせる ★★★★☆
力溢れる ★★★☆☆
知溢れる ★★★★★
発行年月 2006年11月
『科学はどこまでいくのか (ちくま文庫)
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【123冊目の面白い本】 『科学はどこまでいくのか』 池田清彦
池田清彦氏。生物学者。
環境問題のウソなんてのも出してますが、これまで知りませんでした。
しかし。読みやすさ、語り口、独自の視点、面白い人だなーと、
そして面白い本だなぁ、と思いました。
哲学から、コトバから、環境問題から幅広い話でご馳走様でございます。
現代の子供の理科ばなれについて。
著者はノーベル受賞者の社会的権威は徐々に落ちていると指摘する。
かつてのアインシュタインや湯川秀樹といったスーパースターは科学界にいなくなっている。
科学の魅力が薄れてきた要因。
1つは科学の進歩が必ずしも豊かな未来に結びつかなくなっていること。
もう1つは、科学自体の自己運動の結果。
すなわち、かつては比較的少ない努力で大きな成果があげられたが、
もう簡単で面白い研究はやりつくされてしまった、と。
さらに細分化により、その分野の研究者以外はよくわからなくなり、
一般人に対するアピール度が落ちる、
業績評価システムも質から量に傾いており、イチかバチかの研究よりも
堅実な研究に向かってしまう、と。
この自己運動現象は科学に限りませんな。
タレントと呼ばれる人たちも増えすぎて、スーパースターが存在しないし、
ブログだって増えすぎて、よくわかんないことになっております。
では、どうすれば理科ばなれを食い止められるか。
続きは明日。
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