ハイテクハイタッチ 「テクノロジーを学んでおります」
     

 泣かせる ★☆☆☆☆

 笑わせる ★☆☆☆☆

 驚かせる ★★★☆☆

 力溢れる ★★★☆☆

 知溢れる ★★★★☆


 発行年月 2001年06月

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【115冊目の面白い本】 『ハイテクハイタッチ』 ジョン・ネズビッツ


昨日の続き。

(昨日の記事)テクノロジーは万能か ◆『ハイテクハイタッチ』1/2 ジョン・ネズビッツ◆


テクノロジーは「生活を改善します」と約束しておきながら、実際は人を孤独にする。
たしかに。人間対人間の面倒なやり取りを軽減する代わりに、人とのふれあいを減らす。


さらに、テクノロジーは人間を逃がさない。

テクノロジー溢れる環境に疲れたといっては、南国へ逃避するために、
テクノロジーのかたまりである飛行機に乗り、ビデオカメラを持参し、
ケータイをカバンにしのばせる。逃げ道は無い。


「テクノロジーは人間が呼吸する空気」でございます。


ゲームやテレビなど(メディアバイオレンス等)に対する批判も根強い。
メリットを強調する側は、つきあいが広がり、考える力や反射神経が鍛えられる、と。
しかし、批判的な人は、むしろ1人でこもるために孤立化する。
ゲームの変わりにボールを買ってやれば、反射神経は鍛えられるだろう、と。
どっちが正しいんでしょうか。


米国小児科学会の報告によれば、子どもの攻撃的な行動とメディア・バイオレンスとの間の相関関係を立証した研究は、1,000件近くにのぼり、因果関係ありとしているらしい。
一方で暴力的な気分を発散できるじゃないかという意見もある。
発散なのか、逆に刺激しているだけなのか。


心理学者のロジャー・N・ジョンソン氏の言葉。
「暴力を見れば感情が発散できるなんて本気で考えているなら、
子どもは全員、登校前に暴力シーンを毎日見るべし、という規則を作ればいい。
そうすればみんな、もっとおとなしくなるはずなんだから」


バーチャルリアリティは高所恐怖症の人の治療に成功した事例もあり、
本物そのものなのだ。
つまりメディアバイオレンスは予行演習となりうる。


だからといって、タダ単にテクノロジーをうらみ~ます~と言っている訳ではない。

つまりハイテクハイタッチが大事なのさ、と。
人間らしさを失わせないテクノロジーを受け入れ、
人間らしさを損なうテクノロジーを拒否すること。


とは言うものの、言うは易し、行うは難し。
しかし、言うは易し、横山やすし。(ごちゃごちゃ言わずに実行あるのみ)

日頃の生活を見直すことが大事かも知れませんなぁ。


「いつも~、ありがとうございますぅ」

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