ニセモノはなぜ、人を騙すのか 「オープンザプライス・・・・・・2円。」
      

 泣かせる ★☆☆☆☆

 笑わせる ★☆☆☆☆

 驚かせる ★★★★☆

 力溢れる ★★★★☆

 知溢れる ★★★☆☆


 発行年月 2007年08月

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【114冊目の面白い本】 『ニセモノはなぜ、人を騙すのか』 中島誠之助


昨日の続き。

(昨日の記事)いい仕事してますねぇ ◆『ニセモノはなぜ、人を騙すのか』1/2 中島誠之助◆


プロである骨董屋間での取引でニセモノを売った側は別に悪くないんだそうだ。
むしろ同じ玄人を嵌めることはむしろ「腕を上げたな」と。
すごい世界ですなぁ。


でも玄人VS玄人ってのは格好いいですな。
値があってないようなもんなシステムを、システム屋が素人に破格の値段をふっかけている現代よりも、よっぽどいいもんなのかもしれません。


そもそも骨董屋という仕事自体が、ニセモノを取り扱わないと儲からないようになっている。
本物ばかり扱えば、利益率が断然低い。
そして、骨董は生産できないからこそ骨董で、そうそう掘り出し物なんてのは、見つからない。
因果な商売でございます。


ちなみによく言う「今なら1,000万円で買うんですがねぇ」という骨董屋の文句は
お世辞にすぎないらしい。
こいつは絶対売らないという確信を持った上で言い放つ。
実はニセモノだが、そいつをいっちまえば、客は離れていくし、今後も末永くお付き合いしたいから、
どうせ売らないとわかった上で、お世辞を言う、と。


ニセモノにひっかかる人の三つの特徴。
「甘言に弱い」「そこそこの金がある」「不勉強」
すなわち、

 懐があったかく、骨董をほしがっているが不勉強な人間に、「儲かるよ」と甘く囁く。


どんな世界でもだまされちまう人はたぶん共通です。


「いつも~、ありがとうございますぅ」

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