「犯人は~・・・おまえだー」泣かせる ★☆☆☆☆
笑わせる ★☆☆☆☆
驚かせる ★★☆☆☆
力溢れる ★★★☆☆
知溢れる ★★★★☆
発行年月 1988年11月
『シャーロック・ホームズの推理学 (講談社現代新書)
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【109冊目の面白い本】 『シャーロック・ホームズの推理学』 内井惣七
昨日の続き。
(昨日の記事)ホームズの推理×論理学 ◆『シャーロック・ホームズの推理学』1/2 内井惣七◆
ホームズのなるほどという文句を一つ。
「ぼくの考えでは、人間の頭脳などというものは、もともと小さな空っぽの
屋根裏部屋のようなもので、 自分の好きな道具だけをしまっておくようにできているんです。
ところが、愚かな人は、出くわした種々雑多ながらくたを何でも手あたりしだいに取りこむものだから、
肝心の役に立つ知識ははみだしてしまうか、はみださないまでも、ほかのものとごちゃまぜになって、
いざとり出そうとしても、それがどこにあるのか、わからなくなってしまうのです。
それにひきかえ、熟練した職人は、頭脳の屋根裏部屋に何をとりこむべきかについて、
じつに周到な注意をはらうのです。彼は自分の仕事に役立つ道具だけを選別してとりいれ、
しかもそれを細かく分類し、もっとも完全な方法で整理しておくのです」
『緋色の研究』第一部、第二章
屋根裏部屋への取り込み方もさることながら、屋根裏部屋の広さ、整理整頓のされ具合も重要だと思われる。
『50イングリッシュ』のサム・パク氏は「アドレス」(特徴的な絵など)を持ち、
そこに記憶を定着させることが重要だと言っているし、タモリにしても同じ。
『マテオ・リッチ 記憶の宮殿』の中で肖像や劇場の部分などと結びつけて記憶する記憶の劇場についても、肖像や劇場の部分は「アドレス」と同じだ。
まずは自分の屋根裏部屋の掃除からはじめましょう。
でもいつも思うが、ホントに論理学だとか、ロジカルシンキングだとかっていう本はつまんない気がします。(全部は見てないですが・・・)
こういう風にホームズと絡めて解説してくれたら、よほど興味を持てると思うのだけれど。
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