「景気浮揚のため、昼から酒盛りだぁ」
      

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 発行年月 1998年11月

 『日本人のための経済原論 』 ←詳細はこちら(Amazon)

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『日本人のための経済原論』 小室直樹

を読んだ。


昨日の続き。

(昨日の記事)経済ってむつかしい ◆『日本人のための経済原論』1/2 小室直樹◆


Y(国民生産=国民所得)=C(消費)+I(投資)
この式が大事なんだそうだ。
なんだかこんなのあったなぁ。


ここで問題になるのが、
消費が悪いから、景気が悪くなるのか、(Cが悪いからYが悪くなるのか)
景気が悪いから、消費が悪くなるのか、(Yが悪いからCが悪くなるのか)
という命題。日本でもよく言われますなぁ。


これはどうやら片方が原因で片方が結果である、と片付けられるものではなく、
相互に影響する、ようはスパイラルってやつらしぃ。


消費があがる→国民生産があがる(国民所得があがる)→消費があがる・・・と。
バブルもスパイラル。皆があがると思うから買っちゃう。
前に流行ったデフレスパイラルもそう。原因と結果が明確に分かれないし、相互に現象を強化していく、と。ここがややこしんだなぁ。
じゃあ、原因って何なんだろって思っちゃうけど。


それからいわゆる古典派とケインズ派についてもわかりやすく説明してあった。

古典派の教義は「市場が自由であれば全てよし」
ケインズの大発見は、有効需要(国民需要)発見。GNPは有効需要と等しい、と。


この二大派閥の対立の歴史であるようだ。

1920年代   アメリカ経済絶頂期 古典派
1929年    バブル崩壊
1941年    第二次世界大戦突入、軍事生産に狂奔(結果的にケインズ政策となり景気浮揚)
1960年代後半 ベトナム戦争泥沼化、インフレ加速、ケインズ政策への風当たり強まる
1980年    レーガン当選、世に言うレーガノミクスへ(古典派へ)、しかしその後双子の赤字でやはりケインズか・・・


今はたぶん古典派って人たちの流れなんだろうけど、
こんな感じでいったりきたり。


まぁ、でも戦争が景気浮揚に大きく貢献しているというのは事実のようですなぁ。
アメリカの第二次大戦しかり、日本の朝鮮戦争、ベトナム戦争しかり、と。
これでいいもんなんでしょうか。



「いつも~、ありがとうございますぅ」

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