ネットでお見合い・・・・お金も安いし、まあ、信用できるかな~、って感じで
登録しておいたら、ある日メールが。
「ナカさんのことを気に入っている方がいます」
電話とかだと面倒だけと、ネットなら仕事の合間にもチェックできるから、
楽だよねー、と思いつつお相手を見てみると・・・。
そのサイトはかなり本格的で、写真・身長と体重・詳しい学歴と職歴・趣味や価値観などなどを
登録してるんですが・・・・
学歴・職歴はまあ良し(^∇^)
写真は・・・ちょっと弱弱しいかな?でも、しょうゆ顔で許せる範囲
何回かメールのやり取りをしたところ、
「ランチでもいかがですか?」
ヤタ━━━━━━ヽ(´∀`*)ノ ━━━━━━!!!!
お店も向こうから予約を入れてくれました。
なんと、六本木のイタリアレストランo(^-^)o
その頃、すっごくイタ飯が食べたかった私は
「いいじゃん!いいじゃん!」
と、うきうき♪
当日、なんか・・・お腹痛いし体調悪い(><;)
でも、こういう出会いのチャンスは、すぐに走り去っていく・・・。
「ナカさんはあまりボクに興味ないんだな。体弱そうだし・・・」
で、オジャンになってしまったら・・・。
ナカはちょっとがつがつしていたのかな?
這うように六本木の待ち合わせに行きました。
現われた方は・・・背低い?真面目そう・・・・。
メールではもうちょっとフレンドリーな感じだったけど。
・・・趣味じゃないタイプ
まあ、いいや。キレイなお店にうっとり
食事だけにしよう。
席に着いてメニューを渡された。
まずは、ワインだよね~。グラスでは足らないナカ(酒豪)
あまり高くないボトルを選ばないと、向こうの負担もね・・。
「あの、ワインはどうします?」
「あ、僕飲めないんです。ジンジャーエールにします」
・・・・・(((゜д゜;)))
ナカの予定では、ワイン(あまり高くない)で乾杯し、
コースも向こうが選んでくれて、ほろ酔いになりながら
それでも、一応楽しいランチタイムを過ごすつもりだったのに。
鼻っ柱をくじかれた気分((o(-゛-;)
もう、いいや。「私はグラスワインの白を」
次にお食事。
じ~っと、メニューを睨むお相手。
一番安いコースでいいのよ~、と心の中でつぶやく私。
でも、アルコールも無しで、場をつなげるだろうか・・・?
「コースはちょっと重いなあ。」
「じゃ、いくつかアラカルトを選んでシェアしませんか?」
「いえ、ボクはペンネでいいです」
おいおい、単品料理?しかも、一番安いペンネ?( ̄□ ̄;)!!
もう帰りたい。
お腹痛かったし、女の子は選ばれたコースを小鳥のように
突けばいい、と思ってたのに・・・。
「じゃ、私はスモークサラダを」
がぁっかりだな~
まあ、わざわざ六本木まで出てきたんだから、
「お相手は×だけど、おいしい料理の思い出」
くらい欲しかったのに・・・。
「クラッシックがお好きとか・・・?」
私は「趣味」に書いてあった話題から入ろうとした。
「のだめカンタービレ」を観てから、クラシックを聴くようになったナカ。
何とかなるよね。
すると、お相手は目を輝かせて
「そうなんです!!!」
そして、私の知らないクラシックの話をベラベラしゃべり始めた。
聞いてても分かんない。
こちらが入る合間もない。
食事が終わるころには、ナカはお腹よりも頭がイッパイ。かつ、痛い・・・。
「どこかの店でコーヒーでも飲みますか?」
「いえ、ちょっと用があるので・・・」
「じゃ、出ましょう。ナカさん、XXXX円です」
おい!割り勘((lll-д-))...。oо○【最】【悪】
・体調が悪かったのはこちらが悪いが、指定されたので
わざわざ六本木に出てきた→普通、両方が出やすい場所を選ぶものなのに!
・しかも、その店は初めてなのに、メニューの研究もしていなかった
・酒が飲めない
・クラシックの話を一方的にしゃべりまくっていた
→まるで興味のないラジオを聴いてる気分
・とどめの「割り勘!!!」
そそくさと駅に帰る途中、彼は言った。
「ペンネ、ってマカロニなんですねー。スパゲティかと思った」
[壁]Å`●)最悪ゥゥゥ・・
パスタの種類も分からない奴がどうしてイタめし?
しかもお高い・・・(´Д`;)/ヽァ・・・
家に帰って、素早く、
彼への「おことわりボタン」を押したナカでした。
これだけダメージ受けて、あちらから「おことわり」なんてされた日にゃ
ベッドから起き上がれないもんね。