今朝、毎週本社(松阪店)で行われるミーティングに参加いたしました。
そこでは、会長や社長による職場教養や状況報告を行っております。
本日は、ある新人理容師の方のエピソードを題材に職場教養の時間が始まりました。
職場教養の内容は、以下とおりです。
新人理容師の方が専門学校を卒業し、カット前後にシャンプーや髭剃りを行いフロアに落ちた髪の毛掃除などの業務を日々行っていました。当初は緊張しながらも目の前の業務に精一杯取り組んでいましたが、慣れてくるとカットやパーマなどの施術もしたいと思うようになり、自身の担当業務に対し集中力を欠いた態度にだんだんなってきました。
そんな新人理容師を見かねた店長が、営業終了後声をかけ頭の洗髪をしながらシャンプーのポイントを教えてくれたのです。店長のシャンプーは心地良く、その新人理容師は不覚にも寝てしまったのです。
店長からは、「シャンプーだけでお金をいただけるぐらい努力してごらん」と言われ、雑用だと思っていた自身の業務の奥深さを体感したのです。
与えられた目の前の業務に一所懸命に取り組めば、次の課題が見えてくるものという内容でした。
普段大切に考えていたことがこの職場教養に出題されたため、私は強い共感を覚えました。
ミーティング終了後、社長から多気郡明和町I様の完成観賞会に向けた周辺の草刈りを依頼されました。
職場教養を受けたばかりで、私の胸は熱くたぎっておりましたので早速準備を整え現場に直行いたしました。
早速作業を開始いたしました。
最初は、草刈り機を使いましたがうまく刈りきれない箇所もあり途中から手作業で刈ることにしました。
気温37℃の中、刈っても刈ってもきりの無い草を見て「もうこれくらいで良いか」と思い途中で終了しようと思いましたが、今朝の職場教養や今週お越しになるお客様の顔を想像しなんとか草を刈りきることができました。
草刈りのあと、周辺の掃除を行っていると通り過ぎる人々から「熱いのに御苦労さま」など励ましのお言葉をいただくことができました。
また、現場で作業していた職人さんたちとも仲良くなることができ、どんな業務でも大切にしないといけないとつくづく感じました。
草刈りが終わったあと、I様の建物が夕日に当たり美しく光り輝いているように見え次に行う仕事への意欲が沸きました。
ありがとうございました。