本日は「断熱リフォーム」のご相談をいただき、課長と共にお客様のお住まいへ伺いました。 

見晴らしの良い高台に建つこちらのお住まいは、ご夫婦が大切に使われている別荘。 

庭先に出ると、遠くの山々まで見渡せるこの景色と、建物全体の落ち着いた雰囲気がとても調和しており思わず深呼吸したくなるような居心地の良さがありました。 

しかし今朝の気温はマイナス3℃。 

外の空気が澄んで美しい反面、室内、特に寝室はかなり冷え込んでおりヒアリングを進める中で
「この寒さをどうにかできないだろうか」
というお客様の切実な思いが伝わってきました。



今回のリフォームのテーマは、ずばり「断熱」。

断熱性能は、住まいの快適性を大きく左右する重要な要素です。 

どれだけ景色が良く雰囲気の良い空間であっても、寒さや暑さが我慢の対象になってしまっては本当の意味でくつろげる住まいとは言えません。 

今回の計画では、

・窓の断熱強化(内窓設置による二重窓化)

・床からの冷えを抑える断熱施工 

・壁をふかし、断熱材をしっかりと入れる工事
この3点が大きなポイントになります。


外の景色や今あるお住まいの雰囲気はそのままに、体感温度をぐっと引き上げる。 

「寒さを我慢する別荘」から、「四季を楽しめる快適な居場所」へと変えていくことが今回のリフォームの大きな目的です。 

次回は、具体的な工法や素材を含めたご提案を行う予定です。 

お客様が思わずワクワクし、「ここで過ごす時間がもっと楽しみになる」
そんな未来を想像していただけるような提案をしっかりと形にしていきたいと思います。 

この景色に負けない、心まであたたまる住まいへ。 

その第一歩となる一日でした。

先週予定していた、いなべ市M様邸の上棟。
楽しみにしていた工程ではありましたが、あいにくの雪により延期となりました。 

しかし現場は、ただ足踏みしているわけではありません。 

 
 

すでに土台伏せ工事は完了し、床下地材もすべて張り終えた状態。 

柱や梁、そして止め金具など、上棟に必要な材料は整然と準備され、
まるで「その時」を静かに待っているかのようでした。 

何も建っていないはずの現場なのに、不思議と力強さを感じます。 

きっとそれは、これまで積み重ねてきた工程とこれから一気に立ち上がる建物への期待が空気の中に満ちているからなのでしょう。 

 

 

この日も、いつも通り住宅検査を実施しました。 

土台の据え付け状況、金物の配置、床下地の施工状態などを一つひとつ確認。 

上棟を迎える前だからこそ、見逃してはいけない大切な工程です。 

万全の準備が整い、あとは天候を待つのみ。

いよいよ、M様邸は上棟の日を迎えます。 

この静けさの先にある、柱が立ち家の輪郭が一気に現れる瞬間を思うと自然と気持ちが引き締まります。 

その時は、もうすぐそこまで来ています。

本日、桑名市F様邸の新築工事現場へ伺いました。

外壁下地工事が完了し、足場に囲まれた建物全体の輪郭がはっきりと見えてきています。



今回このお住まいで採用している外壁は、無塗装サイディングを下地とし、最終仕上げにジョリパットを施工する予定です。

一見するとまだ「外壁途中」の状態に見えますが、この段階こそが仕上がりの美しさを左右する非常に重要な工程です。 

無塗装サイディングは、工場で模様や色が付いた一般的なサイディングとは異なり、あくまで下地材としての役割を担います。 

継ぎ目やビス位置、コーナーの納まりを丁寧に整えておくことで、この後施工されるジョリパットの表情がきれいに生きてきます。 



ジョリパットは、塗装というよりも左官仕上げに近い材料です。 

コテやローラー、吹付けなど施工方法によって表情が変わり同じものが二つとない、その家だけの外壁になります。

また、サイディング下地+ジョリパット仕上げは、目地が目立ちにくく建物全体に一体感が出るのも特徴です。

足場越しに見上げながら、完成後の外観を想像すると今から仕上がりが楽しみでなりません。


建物は、見えなくなる部分ほど手を抜けません。 

下地がきちんと整っているからこそ、仕上げが美しく長持ちします。 

これか工事が進み、外壁が一気に「表情」を持ちはじめます。 

また進捗を見ながら、現場の様子をお伝えしていきたいと思います。 

本日は、無垢材の床補修作業を行いました。

今回訪問したお住まいでは、過去にキクイムシによる被害がありすでに殺虫剤によって完全に死滅処理が済んでいる状態でした。 

 

 

 

 

 

 

木食い虫が出てきた小さな穴にパテ処理を行い、しっかりと乾燥させた後サンドペーパーで表面を丁寧に整えていきます。 

下地が整ったところで、今回使用したのが 米ぬかから取れた油を原料とした無垢材専用塗料「キヌカ」です。 

 

とはいえ、全ての無垢材に使用できるわけではありません。特にくり材(天然乾燥のみの場合)、チーク材(油分が多い場合)は使えませんので注意が必要です。

 

 


 
 

 

キヌカの最大の特徴は、自然素材由来で人体に優しいという点。 

実際、素手で作業しても問題ない塗料なので、手袋をせずウエスにキヌカを染み込ませて固く絞り必要な部分にだけサッと拭き込みました。

塗装というより「拭き上げ」に近い感覚で、 1回拭いただけで作業は終了。 

作業時間もトータルで1時間もかからず、床の表情はしっとりと落ち着きを取り戻しました。 

無垢材は、こうした自然系オイルでお手入れをすることで、 ① 木の呼吸を妨げない ②風合いを損なわない ③経年変化を楽しめるといった良さがあります。 

 

 


 
 

 

無垢材の床を使用されているお客様には、ぜひ一度使っていただきたい塗料です。 

大掛かりな補修をしなくても、ちょっとしたメンテナンスで床は見違えるほど蘇ります。 

「床のお手入れ、何を使えばいいか分からない」そんな方には、迷わずキヌカをおすすめします。

現在新築工事が進んでいる、明和町N様邸。

本日、外壁下地工事が無事に完了しました。



外壁下地とは、外壁材を張る前に行うとても重要な工程です。 

透湿防水シートの上に胴縁(どうぶち)を一定の間隔で取り付け、外壁材をしっかり固定できる状態をつくります。

同時に、壁の内部に入り込んだ湿気を外へ逃がす通気層の役割も担っています。 

写真をご覧いただくと分かる通り、一糸乱れぬ胴縁の仕上がりは、思わず見惚れてしまうほど圧巻です。 

水平・垂直がきっちりと揃っていて、施工スタッフの丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。 

建設工事中ならではの、この素地の美しさには独特の味わいがあると感じました。 



外壁が張られれば、外部工事はほぼ完了。 

建物の印象も一気に変わってきます。 

内装工事も着々と進んでおります。

 住まいとしての表情が少しずつ形になっていく過程を、またこのブログで綴っていきたいと思います。

明和町N様邸の新築工事現場では、今日も一つひとつの工程が丁寧に進められています。 

現場に立つと、改めて「手作業」の価値とありがたさを強く感じさせられます。 



まず外部では、水切りの施工が行われました。

薄い板金を現場の寸法に合わせて一枚一枚加工し、曲げ、板金バサミで切り出しビスで固定していきます。

既製品をただ取り付けるのではなく、その場所、その納まりに合わせて微調整を重ねながら仕上げていく作業です。

仕上がった水切りは、見た目にも美しく建物全体をしっかりと引き締めてくれています。 



一方、建物内部では断熱工事が完了しました。

配線工事や水道工事が丁寧に施工された後、その上から断熱材を吹き付けています。

構造材や配線の状況を見極めながら、隙間なく施工することで住まいの快適性や省エネ性能を支える重要な役割を果たします。

完成後は見えなくなる部分だからこそ、こうした工程一つひとつがとても大切です。 



完了した水切り施工も断熱工事も、そしてこれから行われる内装や仕上げの工程もすべて人の手による仕事です。 

そこに無いものを形にしていく施工スタッフの技術と、家づくりに対する真摯な想いに改めて感謝の気持ちが湧いてきます。 

少しずつ、しかし確実に形になっていくN様のお住まい。 

現場に立ちながら完成へと近づいていく過程、これからのお客様の暮らしを想像してワクワクする一日となりました。

本日、借家リフォーム物件にて障子の張替え工事が無事に完了しました。

畳の上に広がるやわらかな光、そして新しく張り替えられた障子越しに感じる静けさはやはり日本の住まいならではの心地よさだと改めて感じさせてくれます。



そもそも、障子がセットで設けられた和室や畳コーナーのあるお家は現在どれほど残っているのでしょうか。

住環境研究所の調査によると、2018年〜2022年の間で約50%との結果が出ているそうです。

確かに、新築やリフォームに携わる私たちの現場感覚としても和室や畳コーナーは年々減少傾向にあると感じます。

正直なところ、「久しぶりの障子工事だな」と思う現場も増えています。



しかし、今回施工を担当したスタッフから改めて障子の役割や性能について話を聞き日本古来より受け継がれてきた技術の奥深さに気付かされました。

障子は単なる間仕切りではなくやわらかく光を拡散させるフィルターの役割を果たし、室内の明るさを均一に整えてくれます。

また、和紙の繊維に含まれる空気層によって意外にも断熱性能を持ち夏は直射日光を和らげ、冬は冷気を抑える働きもあるそうです。

そして、雪見障子で下から庭を眺め四季の移ろいを楽しんだり、縁側のある住まいでは急な来客時に一時的に物を移動させる余白の空間として活用したりもしていたそうです。


こうした使い方一つひとつに、日本の暮らしの知恵と美意識が詰まっているのだと感じます。

和紙でできた障子は、決して派手ではありませんが静かにそして確かに暮らしを支えてきた存在。

現代の住宅においても、この風情や機能性をあえて取り入れてみる。

そんな住まい方も、これからの家づくりの中で見直してみる価値があるのかもしれません。

日本の文化が息づく空間を次の世代へ。

本日の障子張替え工事は、そんなことを考えさせてくれる一日となりました。

明和町N様邸では、現在外部工事が着々と進んでいます。 

足場に囲まれた建物を眺めながら、今日あらためて「縁の下の力持ちだな」と感じたのが、外壁下地に施工されている透湿・防水・遮熱シートです。



 今回使用しているのは、デュポン社の「タイベックシルバー」。 

名前は聞いたことがあっても、実際にどんな役割を果たしているのかは、意外と知られていないかもしれません。 



まず「防水」。 

外壁の内側に雨水が侵入しないよう、しっかりと水をシャットアウトします。

万が一、外壁材の隙間から雨が入り込んでも、このシートが最終防衛ラインとなり、構造体を守ってくれます。


次に「透湿」。

これがとても重要で、室内側から壁の中に入り込んだ湿気を外へ逃がす役割を担っています。

湿気が壁の中にこもると、結露や木材の劣化、カビの原因になりますが、タイベックシルバーは湿気は逃がし、水は通さないという優れもの。


そしてもう一つの特徴が「遮熱」。 

シルバー色の表面が太陽の赤外線を反射し、夏場の外部からの熱の侵入を抑えてくれます。

冷房効率の向上にもつながり、住まい手の快適性と省エネ性の両方に貢献してくれます。 


完成してしまえば見えなくなる部分ですが、こうした下地材こそが住まいの性能を左右する大切な存在。

現場で一棟一棟施工されていく様子を見るたびに、「家づくりはやっぱり見えない工事の積み重ねだな」と感じます。 

N様邸も、この確かな下地の上に、これから外壁工事が進んでいきます。

完成後の美しい外観はもちろん、その裏側にある見えない安心も、しっかりとお届けしていきたいと思います。 

完成がますます楽しみです。

リフォーム工事の現場では、「順序」がとても大切です。

どんなに良い材料を使っても、どんなに腕のある職人が施工しても、その順序を間違えてしまえば、本来の性能や美しさは発揮されません。

 

 

 

 

 現在リフォーム工事中のお住まいも、まさにその順序を大切にしながら工事を進めています。

この借家は現在空家で、大家さんからのご依頼により玄関まわりの塗装工事を行いました。

来月には新たな入居者様を募集し、ここで新しい暮らしが始まる予定です。

 

 

 

 

 塗装工事は一見すると「色を塗るだけ」に見えるかもしれませんが、実は大きく分けて下塗り → 中塗り → 仕上げ塗装の3段階があります。

下塗りは、素材と塗料をしっかり密着させるための土台づくり。 

中塗りは、塗膜に厚みを持たせ、耐久性を高める重要な工程。 

そして仕上げ塗装で、色味や艶を整え、見た目と保護性能を完成させます。

この順序を守ることで、塗装は長持ちし、美しさも維持されるのです。

 

今回の工事では塗装だけでなく、建具の調整やその他の修繕作業もあわせて実施し、入居準備は着々と整ってきました。

もうすぐ引っ越しシーズン。

新しい生活をスタートされる方が、気持ちよく玄関を開けられるように、残りの施工も一つひとつ丁寧に進めていきます。

見えないところも、当たり前の順序も、大切に。 

その積み重ねが、安心して住める住まいづくりにつながると信じています。

本日は、いなべ市M様邸新築工事の基礎工事完了検査を実施しました。 

基礎工事が一段落し、建物づくりの土台となる部分が形になった大切な節目です。



基礎の検査では、図面通りに施工されているか立ち上がり基礎の幅や高さが設計通り確保されているかコンクリートにクラック(ひび割れ)などの不具合がないかといった点を細かく確認していきます。 

検査のために写真撮影も行っていたのですが、ふと足を止めてしまいました。 

一面の雪に包まれた基礎が、まるでキャンバスのようで普段見慣れているはずのコンクリートがとても美しく感じられたのです。

「雪化粧」という言葉がありますがまさにその通りで、無機質な基礎がやさしい表情をまとっているように見えしばらく見とれてしまいました。 



来週はいよいよ上棟を迎えます。 

建物の骨組みが一気に立ち上がる、現場にとってもお客様にとっても大きな節目です。 

天候や安全対策、段取りなどしっかりと準備を整え万全の体制で工事に臨みたいと思います。

雪景色の中での基礎検査という、少し特別な一日。

完成に向けて、現場は着実に前へ進んでいます。