出来るだけ内容を理解しようと3回読みました。
著者は25年間心理カウンセラーをされてきて、うつ病相談者を多く改善させた経験を持っています。
この本で話されている理論の中心は、「普段の私」と「うつ病の私」を統合すればうつは治せるというものです。
そのために何段階かの方法論が述べられているのですが、その中に運動もあります。
運動をすることによって今を生きることができると言っています。私も以前にメルマガで掲載したことがありますが、運動についてはかなり有効であるとは思います。
その他の方法については原理はわかるものの、その効果については軽症のうつ状態でのみ有効だと思いました。また軽症のうつ状態でもカウンセラーや家族などの伴奏者がいなければ難しいと思いました。
重症のうつ状態の場合、うつである自分で自己の世界が覆われていて、身動きできない状況にあります。
そういう状況の人に対して普段の私を呼び起こせと言っても不可能だと思います。
ですから私的には、うつ状態は軽症であれば、良き伴奏者がいるときには自分で治すことができるというのが結論です。
