昨日神戸にて、桑田が清原のバッティングピッチャーをした。
これはきっと、22年前には誰も予想だにしなかったことだ。
22年前、確実に巨人に入れると思っていた清原の前に立ちはだかったのは、3年間一緒に野球をして仲のよかったく桑田。
このときから二人はあえてお互いを避けてきた。
清原がフリーエージェントで巨人にやってきたときでさえ、二人は表面的な関係でしかなかった。
しかし一昨年、桑田が巨人を退団した際、清原に電話をかけたことによって、再び、二人の友情が復活した。
この際、お互いの境遇に共感し、励ましあったと言う。
当時、桑田は38歳という高齢でメジャーを目指す気でいたし、清原は故障でオリックスでも活躍できないでいた。
そして桑田が夢をかなえた後、今年引退。
清原は、ようやく故障が癒え、とうとう8/3に一軍復帰決定。
清原は、一軍に復帰する前に、桑田の球を打ちたいと桑田にお願いした。
桑田は、そのためにトレーニングをして、清原に自身がプロの球を投げる最後の日として、昨日に備えてきた。
そして放った73球。
桑田が清原に投じたボールは、単なる野球の球ではなく、友情の、そしてエールの玉だった。