6月18日に、区費徴収を目的とした訪問がありましたが、柳本貢一がこれに応じなかったのは言うまでもありません。
腐り切った区の運営形態を維持したいだけの評議委員会に集う屑オヤジどもは、区に貢献したい柳本貢一が用紙にして示した具体案を全て無視するということのようですから、よもや区費徴収に来るとは思いませんでしたが、流石ですね。盗人猛々しいと言うのとまるで同じです。
良い機会ですので、これを機に、区費の半分近くを占める
【消防費という無駄な支出について】および【区費の必要額】
について記述しておきます。
【消防費という無駄な支出について】
[1:消防費の成立ち]
区という自治会がいつから始まったのか正確な時期は分かりませんが、私が生まれる前であったことは間違いありません。当時は、木造の住宅が殆どで、薪を燃やすことで炊事をしたり暖を取ったりしていたことでしょう。また、職業もほとんどが農家だったでしょうから、輪番制で村を守るという役割を担う区の消防団に大きな意義があったことは間違いありません。だからこそ区費で支援するということになっていたのでしょう。
[2:現代的意義]
しかし、今日では、薪を使うことなどなくなり、昔ほど燃えやすい住宅ではなくなっています。出火の可能性は著しく小さくなっています。
[3:甲斐市からの支援]
さらに、2004年に甲斐市になってから、金剛地地区「一般会計収支決算書」に関して に示したように、甲斐市から消防団員に少なからぬ人件費が支給されています。出火による出動のみならず警戒や訓練にさえ個々に人件費が追加支給されています。
[4:峡北消防本部の存在]
また、北杜市・韮崎市・甲斐市からなる峡北消防本部が、金剛地からわずか1km程の所にあります。こちらはプロフェッショナルですから、土日しか団員の集まらない区の消防団のような、おきらくな慰め程度のあてにならない存在ではありません。
[[[[ 結論 ]]]]
上記の [1]から [4] に記述してきたように、消防団に関する時代状況は変わってきており、[成立ち] に記述したような、消防団に対する区からの支援は、必要なくなっています。
「消防費の実態は、団員の飲み食いに使われているだけ」という話を複数の方から聞いています。使途明細すら示すことのない消防団員に対して、総額35万円もの親睦会費用を区費で賄わなければならない理由は100%ありません。
「甲斐市から人件費が支給されても、区費で飲み食いできないなら、消防団になりたくない」 と言うなら、ならなければいいだけのことです。プロの峡北消防本部が金剛地の真近にあるのですから、消防団などなくてもなんら問題ないでしょう。
時代状況、費用面、機能面、現実面、いずれから見ても、消防団に対して1戸あたり4300円も負担するというのは、まったくもって馬鹿げています。
甘い汁を吸うことに狎れ、利権を維持したがっている「腐った魂の輩ども」に対しては、「恥を知れ!」と言うのみです。
そして、このような真っ当な意見に対して、キチント対処する意思のない、烏合の衆としての(評議委員会に象徴される)区という自治会など、ただただ侮蔑に値するだけです。
【区費の必要額】
甲府市からこちらに引っ越してきた方は、「区費なんて数千円だった」 と言っています。
実際のところ、消防費をカットするだけで、1戸当たりの区費は4300円も減額できて5700円になるわけですし、本当に必要な額だけを区費として徴収するなら、おそらく3000円程度で済むはずです。
なぜ、このような不正支出を強いるような区費徴収額になっているのでしょうか? 以下のような経緯があるものと思われます。
2004年の甲斐市発足以来、区長に対して、市から11万5千円が支給されていたことを、歴代の区長たちは口外することなく、区長経験者のみの秘め事として今年の3月まで来たようです。70軒程度の金剛地地区に、11万5千円が還元されたら、一軒当たりの区費徴収額は、およそ1600円も減額できるわけですが、「全体のためより、自分の利益」という頭しかない凡庸な輩どもは、「俺がこれだけもらっているのだから、他にも補助金等の名目で与えないと・・・」ということで、区費が野放図に膨れ上がってきているのでしょう。
つまり、全体最適を考える程度の知性もなく、「与えることより、取ること」、「出す以上に、取りたい」という “貪りの心が勝った凡庸以下の人間集団” が、区費徴収額を押し上げてきた、ということです。こういう“魂のレベルが低い輩ども” に運営を支配されると、“経済的弱者”は徹底的にカモられることになります。
金剛地の地区会は、区民(柳本貢一)の具体案が添えられた前向きな意見を真摯に議題に載せようとしない傲慢不遜な運営実態であることは、このブログに掲載してきた内容だけで充分に良く分かるでしょう。高額な区費を出させることしか眼中にないようです。民主主義など名ばかりで、時代状況に遭わなくなっているやり方を、前例踏襲一辺倒で続けているだけの、“貪りの心で充満した、知性においてもモラルにおいても凡庸以下の輩どもが集うだけの完全腐敗集団” ですね。
「郷に入っては郷に従え」 という諺がありますが、都内のビジネス環境で学んできた私にとっては、このような田舎のシステムは、完全腐敗以外の何物でもありません。これで「郷に入ったら、郷に従え」を実践するのなら、薄ら馬鹿・トンマ・マヌケ・脳ナシ・タコ・イカのMAXですよ。
【まとめ】
今年3月総会後の懇親会の場で、土橋博文さんが 「金を払わなければ、誰も区の役をしなくなってしまう」と言ったので、「だったら私がやりますよ。誰もいないなら、毎年、私が区長をやりましょう」と言いました。この会話は、柳本嘉昭さんも聞いています。
私が区長をしたなら、甲斐市から区長に対して支給される11万5千円は、自分で受け取ることなく区費に還元しましょう。当然ながら区からの消防費は全額カットです。区から支給している全ての役員に対しての補助金等は、区長を含め全てカットです。
甲斐市から支給されている環境委員等への費用だけは実務に見合った妥当額でしょうから、担当者は受け取ればいいでしょう。
私の祖父は柳本信市といいますが、双葉町発足当時、助役をやっていたそうです。農作業から帰ってきてタオルで体を拭き、白いワイシャツに着替え歩いて役場へ行っていたのを記憶しています。その頃の行政役員は、助役に限らず町長も“無給” だったそうです。
自治会というのは、「カネが貰えるから、やる、やらない」というものではないでしょう。「地元のために無償で働きたい」という人だけがやればいいことです。
そういう人だけが運営にあたれば、区費は必要最小限の3000円程度に納めることができるでしょう。「カネが貰えるから区長をする」という輩がやっている限り、区費は1万円だの1万3千円だのという、野放図な横領図式のままに膨張側に推移してゆくだけです。
以上