まず初めに、決算書には掲載されていない、甲斐市から各区の役職に支給されている報酬額を掲載します。

(金剛地地区は、世帯数:100、区所属戸数:73、となっている)
・区から支給されている報奨金と並べて記述しますと、
[役職] [市・支給額] [区・報奨額] (29年度該当者)
区長 115000 10000 (栁本幸一)
会計 0 5000 (土橋聡)
環境委員 14000 5000 (高松瞳)
安協委員 0 5000 (?)
防災委員 9000 0 (?)
青少年育成員 12000 0 (?)
体協役員 12000 5000 (区外:山田哲夫)
農政協力員 9000 0 (区外:雨宮行比古)
消防団副団長 115000 0 (中島一洋)〈下表参照〉
自治会関連の役職に対して、支給されるようになったのは、甲斐市発足以降だそうですが、「二重取りを当然」と考え、このことを区民に周知することなく平然と過ごしてきたような人々は、区の役職に就くに相応しい人物であるとは思いません。金がらみの自治行政の行き着く先は、腐敗のみです。
「そんなことはない」と言うならなら、この記事の一番下に記述した消防費に関する補助金と負担金の支出明細を、キッチリ示すべきです。

【補助金と負担金について】
これらについて、確認が取れた点と、取れないままの疑問点を、記述しておきます。
【補助金】
愛育会・育成会・青年団・いきいきサロンの4団体には1万円ですが、
消防団には、3万円が支払われています。
なぜ、消防団だけ3万円なのでしょう?
評議委員は、根拠を示してください。
【負担金】 ( )内は、一戸あたりの負担額
愛育会(200円)、地区体協費用(500円)、緑の募金(100円)、社会福祉協議会費(500円)、赤い羽根共同募金(500円)、甲斐市自治会連合会費(100円)、
これらの6項目については、甲斐市役所に収められている事実が確認できましたので、問題ありません。
(注)地区体協費
500円のうち200円は、甲斐市に納められています。
リンク先に示しました。
掲載はしていませんが、支出関連の「領収書」がすべて添付され
ています。
担当者の唐松団地の山田さんは、この資料が、金剛地の決算書に
入っていなかったということに驚いています。
腐敗した金剛地の会計は、「領収書」付きの支出明細など、とう
てい付けることなどできなかったのでしょう。
(注)愛育会費
200円のうち100円は、甲斐市に納められています。
補助金の1万円を含め、僅かに1万7300円ですが、
地区体協費をまねて、収支報告書は出すべきでしょう。
獅子舞のお札代(200円)
これは、昨年度の総会で決まった額なので、問題ないでしょう。
諏訪神社費用(500円)
これは、滝沢・駒沢・金剛地の3地区共通額で納められているのでしょう。(唐松団地は、氏子ではないそうです)
とはいえ、領収書に代わるものを示すべきです。
消防費(4300円) 4,300×73戸=31万3900円
区費の43%を占める最大支出項目なのに、支出明細という以前に決算報告自体が、全く示されていません。
区長経験者である、栁本嘉昭さんに、「消防費って、何に使うんですか?」と聞いたところ、「消防車の整備費などにえらくかかる」と言っていました。しかし、甲斐市に確認したところ、「赤い小型の消防車は、甲斐市から支給しているもので、整備費もガソリン代もすべて甲斐市が払っている」ということでした。さらに、先に画像資料で示したように、消防団員には、甲斐市から少なからぬ報酬が出ています。ということであれば、区から支給している消防費は、一体全体、何に使われているのか、思いつく項目がありません。
消防団に払われている、【補助金】の3万円も、【負担金】の31万3800円も、区から“支給する理由”がないでしょう。
なお、3月末の総会で、区費を1万円から1万3千円に上げるために強硬な議事進行をしたのは、消防団・副団長として甲斐市から11万5千円の支給を受けている中島一洋さんでした。
消防費に関しては、偽計横領の可能性があります。しかし、そう決めつけるのはまだ早いでしょう。
消防に関する【補助金】と【負担金】の総額、34万3900円の支出明細を見た上で、判断するのが正しい順序というものでしょう。
関係者は、直ちに、支出明細を付けた決算報告書を提示すべきです。
金剛地地区の皆さん、この件が明確になるまで、
30年度の区費、1万3千円の支払いは、絶対にしないようにしましょう。
以上