～天上界より～
思いやりについて、今日は天の基準に照らし合わせてお伝え致しましょう。
思いやりを発揮するためには、先ず理解の裏付けが必要になります。
相手を理解することなしに思いやることは本当は不可能であると言えるでしょう。
別の言い方をすれば、理解しようとすること自体が、思いやりという行為であるとも言えます。
完全に感情や感覚まで理解することは不可能ですが、理解しようとしないならば自分本位であるということです。
すなわち天の基準に照らし合わせた愛とは、自分および自分たちの正義や独善的な意識を思いやりと取り違えないことであり、
その状況にとって最も必要な物を最大限の理解力を持って示すということになのです。
出来る限りの状況判断をもって、必要なことを為すということもまた思いやりなのです。
理解するためには時間と忍耐が必要である場合もありますが、
理解が深まれば深まるほど思いやる心も生まれ、また対応の仕方も分かって参ります。
相互理解の欠如から、揉め事が生まれる等といったことも少なくなるでしょう。
人と人のみならず、人と動物や、自然環境との関係も、皆そうであると言えます。
思いやりと理解は密接につながっております。
現在の地球の状況は、理解の足りない思いやりがその一因とも言えますが、理解を伴った、あるいは理解しようとする心をもって、思いやりを実行する時、人類の意識は大きく上昇を始めます。
一人一人の意識の高まりが、やがて社会を動かし輝かせます。
たった一人位と諦めないで、意を強く持たれてください。
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