大阪藤井寺
個別指導塾 コング学習塾の池上です。
2月22日(月)
人を動かすのはものすごく大変。
一言アドバイスすれば、その通りにできる、なんてほとんどあり得ません。
また、一言注意しただけで、言うことを聞く、なんてこともなかなかないでしょう。
その時は聞いたとしても、数日経てば元通り。
よくあることです。
自分自身で自分の習慣を変えることは難しいのに、ましてや他人となると超絶難しいに決まっています。
それを頭において人と接しないと、関係性はうまくいきません。
よく聞きませんか。
「この間言ったでしょ。」
「何回も言っているよね。」
「1回でわかりなさい。」
1回言っただけ、数回言っただけでは無理ですって。
できるまで何回も何回も根気よく言ってあげないといけません。
また同じ言葉ばかりでは響きません。
「また言ってるわ」となる可能性が大です。
ですから、言葉を変え、タイミングを変え、手法を変えて伝えていかないといけません。
根気がいります。
連合艦隊司令長官の山本五十六さんも言っています。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
これ程根気のいることなんです、実は。
なかなか動かない相手に対して、言ってもそうしない相手が悪いと決めつけるのではなく、自分の伝え方がまだまだなんだなと認識できればいいですよね。
そうすれば相手にイラつくことはないでしょう。
自分の足りないところを気づき、補う事もできるでしょう。
人はそう簡単に自分の思うようには動かない。
それを知っておくだけでかなり対処が変わってきます。
ものの捉え方が大事ですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。