神戸市埋蔵文化財センターへ。
「遺跡食堂」展を開催中。
人類の歴史において、「食」はもっとも大切なテーマのひとつ。
遺跡から見えた、昔の人々の食生活に興味津々で訪れました
「遺跡食堂」ののれんをくぐって、タイムスリップ~
和食がお出迎えです
遺跡から出土した食器や食材の化石、農具など、昔の食にまつわる様々な資料を展示しています。
Ⅰ「ようこそ、遺跡食堂へ!」~食の歴史いっき見~
明石沖で発見されたナウマンゾウの化石
縄文時代、土器が発明されて煮炊きができるようになります。
Ⅱ「どんなもの食べてたん?」~それぞれの食材を探る~
弥生時代の遺跡からは、イノシシやニホンカモジカの骨が多く見つかっています。
当時、野生のイノシシを食べていたと考えられています
古代人は、瀬戸内のタコも食べていたようですね
今も蛸壺の形は変わってないですね
縄文時代、貝は重要なタンパク源でした。
Ⅲ「ごはん大好き!」~遺跡とコメと日本人~
田んぼを耕す農具
お米を炊いた土器
古代のお米の炊き方~
Ⅳ「食べ物と健康」~骨からわかる昔の食生活~
江戸時代の兵庫津人骨を分析すると、米をよく食べて、タンパク源は魚介類に依存していたことがわかったそうですよ。
「食」の視点からの展示も面白いですね
ここの展示は毎回趣向を凝らしているなぁと思います
■遺跡食堂展
会場:神戸市埋蔵文化財センター
会期:2024年4月20日~6月23日(入場無料)