前記事の上富良野町でマンホールカードをいただいた後、
新富良野プリンスの敷地内にあるレストランでランチ。
このランチが今回の旅の目的です
『ル・ゴロワ フラノ』。
ホテルからは森の小道を下って、白樺の森の中に建物が見えてきました。
大塚健一シェフとマダム大塚敬子さんのレストラン。
NHKの「北の大地の贈りもの 富良野 シェフとマダムの物語」で紹介されて、オーナー夫妻が動物たちへ愛情を注ぎ、食材の生産者に敬意を払い、お客さまへ誠心誠意のおもてなしをする姿にすっかり魅了されて
有名人や芸能人が通っていた東京のフランス料理店「ル・ゴロワ」を2016年に閉めて、北海道に移住。
脚本家・倉本聰氏と出会い、倉本氏が長年思い描いてきた理想を形にしたレストランです。
完全予約制で、半年前に電話するとお盆の予約が取れました。
座席は窓際で。
窓の外には草原が広がって、お天気も良く最高の眺め
ランチ・ディナーともにメニューはおまかせコースのみ。
北海道の旬のランチ(5,300円)。
フレンチをベースにイタリアンや和食を取り入れています。
乾杯
ガスパッチョ
トマトや具沢山の野菜が溶け込んで体の中に広がっていくよう~。
野菜の美味しさをここでまず知ることができます
富良野の夏野菜の取り合わせ
新鮮な旬の野菜とホタテや生ハム、モッツアレラチーズなどを盛り合わせた一品。
野菜の濃厚さと甘さに感激
素材が持つ美味しさをしっかりと味わえます
パン
『やまなか』の薪窯で焼かれたパン。
香りがいいですね~
1個が大きくて、おかわりするとパンでお腹いっぱいになってしまった
とうもろこしのスープ
冷製ではなく温かいスープ。
これがびっくりするぐらい甘かった
メインは、豚、鹿、牛から選びます。
夫は、標茶産 星空の黒牛ロース肉の薪火焼き(+1000円)、私は、エゾ鹿肉の薪火焼きを選びました。
星空の黒牛ロース肉の薪火焼き
釧路湿原の近くにある牧場で育った「黒牛」。
表面はカリっと、中は赤身が残る絶妙な火の通り具合
エゾ鹿肉の薪火焼き
じわじわと熱を加えて、ふっくら柔らかく焼き上げています。
弾力あって旨味があります~
デザートは5種類の中から選びます。
・グレープフルーツのプリン
・山梨のモモの冷たいスープ仕立て アイスクリーム添え
・富良野完熟苺とクレームシャンティ
・チョコレートのテリーヌとアイスクリームシャーベット
・山部の完熟赤肉のカットメロン
夫は富良野完熟苺とクレームシャンティ、私はグレープフルーツのプリンを🍮
富良野完熟苺とクレームシャンティ
富良野苺あま~い
グレープフルーツのプリン
このプリンが美味しすぎて感激
生地にもグレープフルーツの味を感じるなぁと思ったら、グレープフルーツのワタを牛乳に浸して風味を移した生地に、グレープフルーツの酸味を効かせたカラメルソース。
果肉と皮の砂糖煮をのせた、グレープフルーツ尽くしのプリン。
忘れられない美味しさの絶品プリンでした
最後にコーヒーをいただいて、美しい景色を眺めながらゆったり過ごす贅沢な時間でした。
畑に近いところにレストランを出せば、それだけいい状態のものを使えて美味しいものを出せる。
とシェフの言葉どおり、北海道の素材をふんだんに使った、ここでしか味わえないお料理の数々でした
本当に美味しかった
また違う季節に訪れたいですね。
ココを目的にして。