キユーピーの工場見学に行ってきましたビックリマーク
訪問したのは、兵庫県伊丹市にあるキユーピー伊丹工場。

正門横の守衛室で受付を済ませ、建物に入ると、エレベーター横に大きなキユーピーがお出迎え照れ
一緒に記念撮影カメラ

エレベーターで4Fに行くと、今度はたらこキユーピーがお出迎えしてくれました爆  笑
とっても手触りがいいたらこちゃんとも記念撮影です照れ

 

マヨネーズの部屋で伊丹工場の紹介、PR映画(キユーピーマヨネーズの冒険)を鑑賞目

キユーピー㈱伊丹工場は、昭和13年創業で全国9工場のうち最も古い工場だそうです。
敷地面積33,764㎡、従業員数385名、稼働時間5:30~22:00。
マヨネーズ、液卵、ゆでたまご製品182種類以上の製品を製造し、製造数量は200t/日と全国9工場の中でもトップとのこと。
マヨネーズのディフェやクオーターはここだけの製造で全国に供給しています。

 

製造工程見学前にエアシャワー体験がありましたニコニコ

 

<製造工程>
1.原材料受入
卵は関西、中国、四国地方の養鶏場から毎日入荷。
2.原材料検査
原材料の品質検査。
3.割卵
割卵機は5台設置され、1台に94コ付いている。能力は1分間に600コ。
2時間ごとに洗浄・加熱殺菌。
下から2枚刃ナイフでひびを入れ、ナイフが左右に開くことにより殻が割れ、V字の容器の割れ目から白身が流れる。
機械で割れなかったものは、検査員が手で割ります。
4.調合
調味料を調合し、乳化。粒子のきめ細やかさが特徴。
5.充填
蓋が塞がれたボトルの口部をカット。
切り取られた部分(ボトルチップ)は再生プラスチックへリサイクル。
フィルムやガラス瓶、化粧箱、ダンボールなどの廃棄物もリサイクル。 
ボトル素材は5層構造。高圧で膨らませるため内部の菌は死滅。殺菌不要。
6.キャップ締め
酸素を窒素に置換してキャップを締める(酸化防止)。
7.印字
ボトルキャップに印字。キャップの色は商品によって変えている。
8.包装
シュリンク包装。 
9.箱詰
10.出荷

 

この工程のうち、「割卵」と「空ボトルセット」→「ボトルの上部カット」→「充填」→「キャップ締め」→「包装」を見学します。
土曜日なので製造数が少なく、稼動しているのは1台だけ。
それに割卵機はガラスのうーんと向こう側で遠い・・・。
もっと近くで見れるものだと期待していただけにちょっと残念アセアセ
その代わり、手動機で構造をわかりやすく説明してくれました。
割卵から箱詰めまでわずか1時間で出来上がるそうです。

 

マヨネーズは卵黄だけを使用。
卵殻はカルシウムが豊富なので、栄養補助食品、チョークなどに利用、卵殻膜は化粧品などに利用され、100%再資源化しているそうです。
すごいですねーキラキラ
家で捨てている卵殻も何か利用できないかと考えてしまいますニヤリ

 

見学後、マヨネーズの部屋に戻り質疑応答後、お土産をいただいて解散プレゼント
お土産は、クオーターマヨネーズ(食用油の量を従来のマヨネーズの25%以下に抑えることにより、カロリーを75%カットしたあっさりタイプ)とレンジクック中華あんかけ(ブロッコリーをパウチに入れてレンジで調理)。

子供にはキユーピー人形がもらえるようです。
大人は欲しがってももらえません。
ネットで買ってくださいと言われている人もいましたよーてへぺろ

 

キユーピー独自の「生産管理システム」「工程管理システム」、「配合トラブル未然防止システム」の3つのシステムからできているトレーサビリティシステム「FAシステム」についての解説を聞きたかったけど、これは一般の見学では難しいかもしれませんね。。

 

所要時間1時間15分の見学でしたが、サンプルを目の前で示しながら、どの工程も食の安心・安全や環境配慮のことも盛り込んでとてもわかりやすく説明してくれて、企業としてとても好感が持てましたラブ
キユーピーでは、社員全員で業務改善活動を行い意識レベルも高く、品質はもちろんのこと環境にもやさしい会社で、食品会社の中で理想的な会社でしたウインク