午前中にサントリー京都ビール工場、午後からはサントリー山崎蒸留所を訪問しましたニコニコ

山崎蒸溜所は1923年開設の日本初のウイスキー蒸溜所。
一般向けのガイドツアーに参加しました。
見学時間は、製造工程見学が30分、テイスティング15分。
今回参加した一般見学は1時間おきに実施されていますが、参加した回は80名の参加者で、3班に分かれての見学となり、人気の高さがうかがえました口笛
こちらもビール工場と同様、受付でホームページの優待券を渡すと、ウイスキーグラスがもらえますプレゼント

 

<製造工程>
1.製麦
二条大麦(デンプン質を多く含む品種)を発芽・乾燥させて麦芽を作る。

 

2.仕込
麦芽を細かく砕き、山崎の水(名水百選の「離宮の水」)を仕込槽で混ぜ合わせる。
デンプンが糖に変わり、濾過されて澄んだ香り豊かな麦汁になる。
麦汁の味わいは仕込水に左右される。

3.発酵
高さ4.5mの木桶槽で発酵。木桶槽は温度管理が難しいが、保温性に優れ、自然の乳酸菌の働きでウイスキーの風味が豊かになる。
アルコール発酵の酵母は数千種あるそう。

4.蒸溜
ウイスキーづくりの要となる蒸留工程。単式蒸留釜で、初溜と再溜の2回行われる。
初溜ではニューポット(出来たてのモルトウイスキー 度数70度)が抽出される。
釜の形の違いで蒸気の流れ方が変わり、味の違いとなる。
この製法は本場スコットランドでも珍しいとのこと。

5.熟成
貯蔵庫には何万もの樽が眠っていて、ウイスキーの強い香りが充満している。
温度調節は行っておらず、夏場は空気が蒸発し、冬場は空気を取り込む自然の作用を利用している。
樽材はオーク材(アメリカ、スペイン、日本)を使用。木の成分と味わいがウイスキーに溶け込み、琥珀色となる。
環境と木の性質、熟成期間によって味わいの異なるウイスキーができる。

6.ブレンド、ボトリング
シングルモルトであっても、例えば山崎12年は12年寝かせたシングルモルトを使用している訳でなく、北海道のブナナラの樽で熟したウイスキーがブレンドされており、同風味に合わせてブレンダーがモルトをブレンドしている。 

 

製造工程視察後は、テイスティングがあり、山崎の名水、山崎10年(フレッシュな桃やマスカットの香り)のハイボールや山崎12年(熟した柿のような香り)の水割りを試飲。

 

おつまみとしてナッツとピュアチョレートをいただきながらのテイスティングなんだけど、残念ながらウイスキーは苦手なのでソフトドリンクでアセアセ

 
 
印象に残ったのは、なんといっても貯蔵庫に樽がびっしりと並ぶ光景びっくり
ただ、ウイスキーの香りがかなりきついので、苦手な方は注意してくださいね爆  笑