ナイト・シャマラン監督の名作です。

久しぶりに見たくなって借りました。

 

「赤い花は埋める」など、さまざまな因習がある村。

食事は屋外で皆でとります。

栄養状態はよさそうですね。

 

村の境界には火がたかれ、見張りが立っています。

村の外の森には「語ってはならぬ者たち」がいて、境界を越えて襲っては来ないという協定がなされています。

それでも、警戒は怠らないのです。

 

村の長老たち。

若者のルシアスは森を越えて近くの町で新しい薬を手に入れたいと言います。

しかし、長老たちは「町は邪悪な人の住みかだ」と言って聞き入れません。

 

若者の中には、境界の切り株の上で肝試しをする者もいます。

 

アホのノアが大暴れしたり。

ルシアスが惚れているアイヴィーはほぼ盲目で、かすかな色しか見えません。

近親婚の弊害があるようです。

 

腰掛け岩に残された謎の壁画。

 

黄色は安全な色とされ、境界の柱に黄色いペンキを塗る係がいたりします。

 

村に「語ってはならぬ者」が侵入してきます。

 

「語ってはならぬもの」は、扉に赤いペンキを残していきます。

 

村の結婚式。

しかし、村のあちこちに赤い印が残され、家畜が殺されます。

 

ルシアスはノアに刺され、重傷。

アイヴィーは、村の外に薬を求めて行く決意をします。

無垢な者なら「語ってはならぬもの」も通してくれる、という発想です。

しかし、お供の二人の若者は逃げ帰り、アイヴィー一人が旅を続けます。

 

それを「語ってはならぬもの」が追ってきます。

 

……傑作ホラーです。

何度か見たことのある映画です。

造りが重厚です。

オチが分かっていても緊張感をもって最後まで見られました。

 

これは超々々おすめです。

 

 

名言

・君は永遠に生きていくつもりか

・悲しみは人生の一部だ