吉田優子15歳(小原好美)は、夢で魔族の先祖(高橋未奈美)から「目覚めなさい」と呼びかけられる。
そして、街の魔法少女をやっつけなくてはならないと言われる。
起きると角と尻尾が生えていた。
母は「封印されし闇の一族の末裔」だと言う。
そして、極貧なのは闇の一族の封印のせいだと。
シャドーミストレス優子、略してシャミ子になる。
妹が持つのは、ご先祖が封印された像。
これに魔法少女の血を捧げるとご先祖の力が強くなるのだ。
ご先祖の像を落として拾おうとしたらトラックが。
そこを助けてくれた謎の魔法少女。片手でトラックを止める。
……このあたり、魔法少女が「トラックで轢かれがち」というお約束のパロディーですな。
お腹が鳴った優子に調理パンをくれる。
「ほどこされてる」
「これで勝ったと思うなよ！」
同級生に魔法少女さがしを相談。
「そういえば、魔法少女ってＡ組に一人いるよね」
千代田桃(鬼頭明里)。六年前に世界を救ったらしい。
「物理少女の間違いでは」と優子。
大きな家に住むが食生活はかたよっている桃。
猫もいるよ！
キャストはこんな感じです。
友達に『甲鉄城のカバネリ』で無名を演じた千本木彩花と、『暗殺教室』の矢田桃花を演じた諏訪彩花を配するなど、手堅い配役です。
桃を倒すために訓練をする優子。
しかし、格が違いすぎます。
妹の良子は軍師として姉を支えるべく、勉強。
生まれつき体が弱い優子。角は鉄アレイのよう。
桃との対決の前にウォーミングアップをすすめられてへとへとに。
桃に帰りの電車賃を貸してもらう。
借りは作りたくない。
優子のていたらくにご先祖様はお怒り。
多少強引な手を使ってでも導く決意をする。
しかし。
ご先祖様の貧乳ぶりはまたいいものですな。
桃が貸してくれた予備の制服はぶかぶか。
……ぶかぶかすぎない？
「森の妖精さんみたいで可愛いと思う」と桃。
桃から魔力を使った戦い方の特訓を受けたり。
……桃、工場跡を所有していたりするんだ。
とっても可愛いお話です。
優子の決め台詞が「これで勝ったと思うなよ」のザコっぷりがいいです。
これはおすすめです。