ノマを探す二人の仲間がギルドに依頼。

ノマは巨大ヨケグモに囚われたのだ。

 

タイミングのいい新キャラ投入です。

 

ヨケグモは敵意を察知するとそれに対処する。

「待って。私こんな子供の考えた最強モンスターみたいなヤツと戦いたくないぞ」とトキシッコ。

冒険者にバカにされるキクル。

「言葉のナイフはよけられないということを知ってほしい」とつぶやくキクル。

「うちのエース、メンタルの方は弱いんでやめてもらえます?」とトキシッコさん。

 

討伐組の二人。救助組はひたむきたち。

狙っても当らない攻撃がヨケグモの予測をはずすと考えたキクル。

「戦闘センスのなさが輝く日が来るなんて」とトキシッコさん。

 

ひたむきとメイデナは蜘蛛の巣に囚われる。

ハナバタにはこう見えている。

 

蜘蛛の巣を燃やす、という誤った選択。

……ヨケグモの糸は燃えるようです。

 

トキシッコを守ろうとしたキクル、毒にやられる。

「もし死んだら、旦那に乱暴されたって言いふらしてやる。どうだ、死んでも死にきれないだろ」byトキシッコ。

一発アウトの猛毒に対し、トキシッコはパッシブスキルを使ってみる。

さらに実験的治療も。

キクル、一部が元気に。

「こっちの毒抜きは専門外だぞ」

 

救助組はノマ(白砂沙帆)を発見。赤魔法使い。

 

キクルは水辺の避難所を使って巨大ヨケグモの罠にする。

「トイレって行けないとわかったとたん意識しちゃうんだよな」

「ただでさえ、私きわどい名前してるのに」

 

なんとか作戦は成功。

トキシッコの呼び方が「旦那様」にかわる。

 

そしてひたむきの話。

疲れがぬけきっていないキクルをお世話する。

 

買い物へ。

街でも人気者だった。

キクルも、街のエースとわかると人々の態度がかわる。

ひたむきは、キクルが守っている街の人々を見てほしかったのだ。

……悪ガキもいるけどね。

 

 

この巻、ヨケグモ退治の作戦がとても面白かったです。

トキシッコのセリフも面白くてたくさん笑いました。

もちろん、「不徳」なシーンもいっぱいありましたヨ。