夏休みがあけ、沖縄のうるま高校に転入する。
うるま高校には「バレー部ビーチバレー支部」があった。正式な部活ではない。
白人女子二人。かなたのビーチバレー仲間。
奥が妹のエミリ(末柄里恵)、手前が姉のクレア(種崎敦美)。
ともに日本育ちで日本語ぺらぺら。
さっそく試合がしたいはるかとクレア。
はるかなチームvsエクレアチーム。
なるみより早いサーブ。クレアのアタックは強烈。
追いつけないかなた。
ボーキーという、指を曲げたアタック方法がある。
かなたはパワープレイヤーとしてのアタックにこだわって、ボーキーを使いたくない。
「ボーキーを使っちゃったら私らしくない」
はるかがボーキーを使う。
ブロックは越えられた。
パワープレイヤーとしてのこだわりを捨てるかなた。
かなたの小学生時代の思い出。
なるみをビーチバレーに誘ったのはかなただった。
沖縄ジュニアトーナメントに出場するため、部活としてまじめに取り組むかなた。
ボーキーの練習。
……すごい!
エミリ、かなたを特訓。
新しい水着を買いに行く。
試着ボックスの中の服の脱ぎ方に性格の違いが出ています。
チームの水着は同じでなくてはならない。
いろいろ探して、ほしかった水着を買いに戻ると、別の高校のチームが試着していた。
アイ先輩(鬼頭明里)とマイ(小池理子)。
結局、かなたが最初に選んだ水着にすることに。
はるか、沖縄伝統のミーサー柄をとりつける。
「いつの世も末永く」という意味。
でも、本当の意味は、告白の贈り物だった。
「いいね、それ」「かなたちゃんのこと、好き」と無邪気に言うはるか。
真っ赤です。
はるか、クレアに秘密の特訓をしてもらう。
それを明かすエミリ。
「かなたちゃんに安心してレシーブしてもらいたいの」とはるか。
「うん、でもね、そういうことは一番最初に相談してほしかったな。ペアの私に」
「もう水着だって買ったんだし、責任とってよね、はるか」
「いいよ、かなた」
二人は、はるか、かなた、と呼び合う間柄になる。
……いいシーンです。
いい感じの青春ドラマになっています。
百合、じゃないよね?
知見
・ビーチバレーには室内練習場もある
・東京式の自己紹介は沖縄では受けない