1973年の米国映画です。

名前だけは有名だけど、まだ見たことがなかったので、見てみました。

 

失業者ばかりの街。

フッカー(ロバート・レッドフォード)は、黒人の老ルーサーと組んでペテン師をしていた。

二人がだましたのはロネガンというボスの運び屋。

賭博の売り上げを、しょぼいすり替えトリックでだまし取ったのだ。

フッカーは、奪った金を一晩で散財して、ルーサーから見放され、シカゴのヘンリー・ゴンドーフ(ポール・ニューマン)の元で詐欺師として修行してこいと言われる。

一方、ロネガンは怒り、二人に殺し屋を差し向ける。

ルーサーは殺され、フッカーはヘンリーの元に逃げる。

そして、ロネガンに復讐をするため全財産を巻き上げたいと言う。

ヘンリーの流儀は、あとあとまでもだまし通せる一流の詐欺。

ヘンリーは計画を実現するため、ルーサーの昔の知り合いを集めて大規模な詐欺を仕掛ける。

それは今や時代遅れになった競馬の場外馬券場を使った詐欺だった。

 

今となっては先が読める感じですが、面白かったです。

 

こんなに昔から麻雀って米国でもやってたのね。

 

これが……

 

こうなる。

 

付け狙う刑事。

バーに来たのでおかみが「フリービア、フリーゴー」と言う。

一杯無料だから飲んだら出て行け、という意味なんですね。

でも、出て行かない……

 

粋な会話。

殺し屋に追い詰められたフッカーがたずねたのは、街を出て行くと言っていた食堂の女の部屋。

しかし、このあと大変なことに……

かなり無理のある展開でした。

 

 

列車の中でのカードさばきはうまかったなあ。

 

オチは、そうだろうなあ、という感じでした。

 

これはおすすめできる映画です。

一度見ておくのもいいでしょう。