武田梨奈主演の空手映画です。
この始まり方は良作を予感させます。
「製作メ~テレ」というところに一抹の不安はありますが……
空手はすごくいい動きです。
たたせ、日本刀(短刀含む)の動きはダメですね。
しょぼい大学空手部を荒らす黒帯狩りの少女(武田梨奈)こと高校生の土屋圭。
いまだ茶帯で、「強くなるには型稽古」という師匠に反発していた。
世間では「壊し屋」という集団が暗躍、圭にも誘いが来る。
入門テストは不良どもを絞めること。
ラスボスはスケバンたち。
……プロレス技を使うスケバンがいいですね。
で゛も、大体は残念すぎる戦いに。
……見た目が可愛くても強い敵がいいですね。
ちなみに、パンチラはストイックなほどないです。ハーフパンツはパンチラには含めません!
師匠の道場に「壊し屋」の跳猿と跳華がやってくる。
師範代が弱すぎ。
みんなぼろぼろに。
……なんで真正面から受ける!
ベクトルそらすのは基本だでや。
師匠のところに送られたのは、明らかに格下の刺客。
空手使いvs空手使い
そして、このあとストーリーのつながりが変なことに……
そもそも、師匠のところにも跳猿と跳華を送ったらよかったんでね?
そして、圭とその腰巾着の少年が囚われている体育館に、師匠は一人で乗り込んでいくのだった。
……他の選択肢。
1.警察を呼ぶ
2.銃を使う
3.他の道場の応援を求める
頭、使おうよ。
型を見るにはいい映画でした。
師匠役は中達也。空手界の超大物です。
びりっともしない型の正確さは、見ていて感動ものです。
まあ、この人の見せ場作るためにこういう脚本にしたんだろうね。
格闘技好きにはおすすめです。