兄は忍術使いの九重八雲の指導を受けていた。

奇跡のCAD作者による武器、シルバーホーンを携行していたり。

 

サイオンの波、とかいろいろと面倒くさい設定があったり。

タツヤが二科になったのは、魔法力の計測基準に問題があるとか、云々。

 

服部があやまりに来る。が、ミユキにはあやまってもタツヤは無視。

 

……見た目だけは可愛いミユキ。

 

生徒会書記の中条あずさ(小笠原沙紀)。

シルバーホーンに興味津々。

可愛い。

 

風紀委員会本部で顔合わせ。

服部を倒したときいて、態度が変わる。

実力主義の委員会。

 

CADの調整を兄に頼むミユキ。

そのあと兄にモーションをかける。

……ミユキさんよ、それは破廉恥というもの。

 

各部の新人争奪戦。

さっそくもめ事に巻き込まれているエリカを救出。

このあとエリカに付き合わされる。

 

剣道部の壬生サヤカ(戸松遙)と剣術部の桐原のデモからの対決。

「真剣」という魔法で作り出した剣での対決にタツヤは魔法干渉(キャストジャミング)を使って介入、逮捕する。

魔法の不適正使用を取り締まるのは風紀委員の仕事。

……ミユキ、しれっと魔法干渉に関するネタバレをかます。兄の不利益は考えてない。公表できないと言っているのに。

 

二科生は魔法実技の授業が受けられず、不満な非魔法系クラブは連携計画を立てていた。

風紀委員には点数稼ぎの噂が。

反魔法国際政治団体ブランシュの影もちらつく。

 

タツヤ、カウンセリングの先生に呼び出される。継続的カウンセリングの対象に。

……小野遙(丹下桜)先生、はしたない!

二年の壬生サヤカに交際を申し込まれたという噂が流れているらしい。

……壬生は問題児なのか!?

 

そして、ブランシュの下部組織エガリテが学生の中にも浸透しているという話。

ブランシュは魔法による平均収入の格差を是正しようとしていた。

平等という美しい理念で努力を否定している、それによって日本の国力を削ごうとしている、うんぬん。

 

……要するに、共産主義の手先の民青、みたいな話なのね。

なんかきな臭そう。可愛いギャルゲー風に見せかけて、実は深い、とか!?

 

 

スペシャル。

次回予告。全部ネタバレしとるんかーい!

 

 

今の地球の未来。

寒冷化で人口が30億人になり、魔法が実用化された世界。

舞台は、国立魔法大学付属第一高校。

入試の成績はトップなのに実技がダメで二科に補欠入学した兄、司馬タツヤ(中村悠一)。

そして優秀で一科に入学した新入生総代の妹、司馬ミユキ(深見沙織)。

ミユキは重度のブラコンで「お兄様」ラブ。

 

兄は同じ二科生の、オーラが見えるメガネっ娘の柴田ミヅキ(佐藤聡美)や、剣術が得意な千葉エリカ(内山夕実)と仲良くなる・

 

「ところでお兄様、さっそくデートですか?」

……ミユキ、やべーよ!

 

10分すぎて1.2倍速にしました。

 

家庭の事情があったり。

近所に坊さんでシノビの体術の師匠がいたり。

 

高校には可愛い先生がいたり。

 

同級生と食事。

西城レオンハルトとエリカは喧嘩をしたり。

 

そこにミユキが来て、一科の連中とトラブルに。

兄の特技は展開された起動式を読み取ること。

 

喧嘩になりかけたところを生徒会長が介入。

タツヤがうまくごまかしてトラブルは回避。

手前が争いを止めようと魔法を使いかけていたほのか(雨宮天)。タツヤに積極的。

 

ミユキが慣例として生徒会に入れられることになり、兄も一緒に入れてほしいとお願い。

風紀委員長の渡辺マリ(井上麻里奈)の提案で風紀委員の一人としてタツヤも生徒会メンバーに加わる。

 

遅れてきた副会長の服部(木村良平)がタツヤに反応、ミユキを馬鹿にされてタツヤは模擬戦を申し込む。

……タツヤの動きは素早く、服部は敗北した。

 

 

二話かけて生徒会のシステムとか一科と二科の人間関係を説明するというまったり展開でした。

……これ、オンエア見てたらここで切っちゃうレベルです。

DVD借りたから見るけど、このテンポはつらたん。

 

 

余談。

兜割りって、特に奥義や秘伝は必要ないんやで。

ハマグリ刃の思いっ切り重い刀で普通に上から切りつければいいんだから。

そして、兜が真っ二つになるなんてことはまずないから。

Youyubeでも動画上がってるよ。

 

 

ディズニー映画です。

2010年制作。

 

西暦740年。

英国の魔法使いマーリンは、宿敵の魔女モルガナ・ル・フェイにやぶれる。

マーリンには三人の弟子、バルサザール(ニコラス・ケイジ)、ベロニカ、ホルバードがいて、ホルバードが裏切ったのだ。

ベロニカはモルガナの魂を体内に封印、ベロニカの魂もむしばまれていく。

バルサザールはベロニカを守るために入れ子人形のグリムホールドに封印、モルガナの弟子たちも倒して封印し、最後にホルバードも封印する。

そしてマーリンの最後の言葉に従い、モルガナを倒せるマーリニアンの子供を探して何世紀も旅を続けた。

……という設定が最初四分で語られるという濃厚ぶりです。

もうこれだけで映画一本撮れるやん!

 

そしてニューヨーク、2000年。

少年デイブは偶然に導かれてアルカナ・カバラという怪しい骨董店に入る。

そして、ドラゴンの指輪をバルサザールからもらう。

……え? いきなりもらうんかーい!

 

デイブはグリムホールドを開いてしまい、ホルバードとバルサザールの魔法の戦いに巻き込まれる。

 

その十年後、デイブは物理学オタクの学生になっていた。

小学生の時のあこがれの子、ベッキーと再会、ベッキーは大学のラジオ放送のDJをしていた。

落雷からラジオ局を回復したりする。

 

グリムホールドの行方を追って中華街へ。

バルサザールの弟子となったデイブだが、「恋は心を乱す」と叱られたり。


中華街に現れた怪しい戦士。魔法使いらしい。

 

テスラコイルの実験用空間が魔法陣に……

これの作り方が特典映像にあります。CGではないのです。すげー!

 

魔法の練習。

……ミュータント・タートルズみたい。

 

ベッキーに実験を見せたり。

テスラコイルのシンセサイザーはよかったな。

 

一方、ホルバードの弟子は人気マジシャンだったり。

 

『ファンタジア』で有名なモップのダンスを再現しています。

そもそもこの映画は『ファンタジア』にインスパイアされてできた物だそうです。

 

ペルシャ絨毯地獄。

先行の『ダンジョン&ドラゴン』(2000年)でもこのネタを使ってますね。あちらはお粥を使ったそうで、一枚上手です。

ニコラス・ケイジをお粥まみれにはできなかったのかな。

 

そして、使者を復活させる儀式をするモルガナに対抗して、現代物理学の力を……

魔法でかの有名な雄牛の像が動き出したり。

……何でもできるはずだわ、魔法は不思議ね♪

 

そして最後の対決。

ベッキーが地味に怖いことをさせられたり。

 

 

総評。

小道具やセット、CGは一流品です。

しかし、ストーリーがイマイチに感じました。

一時の娯楽として見るにはいいんじゃないでしょうか。

 

 

特典映像。

今はトラックの上で車の走行シーンを撮るのね。

 

そうだろうとは思ったよ。でも、実際にやっているのを見るとマヌケに見えます。

モップの場面だけで撮影に18週間かかったそうです。