朝から頑張ってシカ部の部室を模様替えした虎子。

放課後に行くと部室が荒らされていた。あまつさえ、のこがクナイで攻撃されていた。

敵の巧妙な罠にかかり捕獲される「害獣」。

 

この見るからにヤバいのが犯人……

 

……こえーよ!

 

正々堂々、直接対決することに。

 

早押しクイズ。もはやエスパー対決!?

 

そして感動の結末が……

 

だらだら見るのならちょうどいい感じです。

最近人気のアニメです。

ていうか、オープニングの「シカ色デイズ」のイントロが大人気です。

 

都立の高校で生徒会長をつとめる虎視虎子(藤田咲)は美人で優等生で性格のいい完璧人間だった。

しかし、彼女には中学生時代にヤンキーだったという誰にも知られたくない秘密があった。

……金髪だからヤンキーやん!

そして、電線にひっかかっている女子高生をみつける。

首つり、ではなく、

角が電線にひっかかっていた!

仕方なく助けて登校。転校生だった。

暴威を振るう転校生。

……お前、絶対に男の娘だろう。オスの角してるし。

名は、鹿乃子のこ(潘めぐみ)

 

助けてもらったお礼は鹿せんべい。

……それは奈良県民ですら食べない代物。

「なら特別に角をあげよう」

「角がなかったらそれはもうただの女子高生だよ」

恩返ししたいのこたん。

こうして見るとめっちゃ可愛いんよなあ。

いやー、可愛いね。麻雀したら嶺上開花が得意そう。

「これならいいっしょ」

……なんだよ、そのメロンパン入れ状態は!

そして、虎子はなしくずしに鹿部に入れられることになる。

それは鹿のお世話をする部活。

 

……というナンセンスギャグマンガです。

 

キャストはこんな感じ。

 

もう何回見たでしょうか。自分の中のベストスパイ映画の一本です。

1967年、英国のケン・ラッセル監督作品。

 

あらすじ紹介はこんな感じです。

 
スパイをやめて探偵になったハリー・バーマー(マイケル・ケイン)。しかし仕事は不調。
ロス大佐が勝手に事務所に入っていました。昇格を餌に、MI5に戻ってほしいとの事です。
そこに、キーと100ポンドが送られてきます。荷物の運搬の依頼です。
ただ、かかってきた電話は合成音声で、合い言葉「今や我らが不満の冬」を伝えてきます。
 
そしておしゃれなオープニング。10億ドル、当時の円相場だと3600億円です。
昭和40年の日本の一般会計予算が3兆7000億円ですから、その約十分の一ですね。
 
「生物が厳重に封印されている」魔法瓶をヘルシンキ(フィンランドの首都)に運ぶ200ポンドの報酬の簡単なお仕事。
 
大急ぎでタクシーで靴屋へ行き、pedoscopeで中身を見ると……
 
卵だ……
当時はこんな風に、街中で気軽にX線が使えたのですね。
 
そしてヘルシンキへ。色々あってドクター・カーナの島へ。
そこにいたのはスパイ仲間のレオ・ニュービギンだった。
 
なんやかやあって、ハリーはロス大佐につかまり、MI5に復帰する。
 
レオに連れられてミッドウィンター将軍のヘルシンキでの拠点へ。
 
そこにある端末がレオに指示を出していた。
 
……普通の顕微鏡で見られるのって、ウィルスじゃなくて細菌なんだけどなあ。
 
指示に従ってラトビアに行くと、昔なじみのKGB、シュトーク大佐が待ち構えていた。
 
明日の集会に行くのは危険だ、と警告する。
……自由十字軍。
レオは、ラトビアでのレジスタンス勢力をメチャクチャ誇大に報告して、その情報が大佐に伝わっていたのね。
当然、ソビエト軍が許すわけもなく。
 
ロス大佐はハリーを生かしておいた。昔、命を救われた恩義があるらしい。
 
で、なんやかやあってハリーとレオはミッドウィンター将軍のいるテキサスへ。
ナチスっぽい旗。
反共の闘士にしてネオナチ風好みのトリガーハッピーな狂人石油王。
実は世界各地にも油田と製油所を持っています。
10億ドルかけて作った電子頭脳システム。
……ハネウェルの工場が撮影協力したらしいです。
……あー、これ磁気テープですから。記録用ですから。
パンチされたカードを読み取らせてデータやプログラムをコンピューターに入れて計算するわけ。
で、そのデータやプログラムを磁気テープに入れるのですよ。
次からは磁気テープに読み書きします。
レオが書き換えているのは、過去のデータなのね。
このあたり、当時のコンピューターが理解できている人がよほど注意深く見てないと意味がわからないと思います。
映画として説明不足なのは否めません。
そして、監視カメラがレオの怪しい動きにズームイン……
名シーンです。
 
レオはセキュリティーシステムを破って逃走。
さすがにこのシステムは謎です。
 
一方、ミッドウィンター将軍の拠点には、自由十字軍の兵士が集結。
壮観です。
 
狂信者はこれだから困るんだよなあ。
 
……これが本当のタンクだ!
 
ミサイルもついているぞ!
 
しかし、ソ連軍は戦争のプロだった。
彼我の戦力差が大きい。しかも、戦闘機を持っている!
 
最後15分間の圧倒的戦争感。
そして、「バカだ、バカがいる!」と言いたくなるその結末。
MI5本部でのオシャレなオチが楽しいです。
 
今回改めて見てその面白さを痛感しました。

これは超超超おすすめの一本です。

機会があったら、是非見て下さい。

 

 

そして、今回のツッコミ。

・ハネウェルのコンピューターに10億円つぎこむのなら、その半分でも戦力につぎ込んだらよかったのに。

・なんで戦争のシミュレーションをさせなかったんだろう。シミュレーションさせていたら爪痕くらいは残せただろうにな。