これから出産を予定されている方にぜひ届いて欲しいです。もちろん、出産を終えたけどやってないな…という方も。
過去の記事にもアップしています。
日本で生まれた赤ちゃんは全て新生児マススクリーニングという検査を受けています。足の裏から採血します
で、この検査は公費なのですが、さらに拡大新生児スクリーニング検査というのをご存知でしょうか?
1万円ほど実費となりますが、ぜひ検査してあげて欲しいです。新生児マススクリーニングで使った同じ検体で検査できますので、赤ちゃんに負担はかかりません。
赤ちゃんに素敵なお洋服やベビーベッドも良いですが、それよりもこの検査をぜひやってあげて欲しいです。
もしも生後すぐに病気と分かれば早期に治療が開始でき、普通に元気に過ごせるのですから
同じ病気でも早期に治療介入できた子は、普通に健康に過ごせ、治療が遅れた子は寝たきりとなる…雲泥の差が生じるのです。
それがたった1万円で回避できるのですよ。
この治療介入にはタイムリミットがあります。甲状腺機能低下症と同じですね。甲状腺機能低下症の場合は知的障害となります。
※中枢性甲状腺機能低下症は、通常の新生児マススクリーニングでは自治体によってすり抜ける検査なので、産婦人科でFT4の同時測定をやって判定しているか確認した方が良いです。
その拡大マススクリーニング検査をやっている会社、アンジェス。大阪大学発祥のベンチャー企業です。
52分あたりからご説明されています。