解体屋家業初めての解体でした | 長崎解体110番

長崎解体110番

長崎県南島原市「素麺の町」西有家町で解体屋を営む私が日々感じた事や出来事を綴っていきます。




今日は 台風13号の影響で前線が九州南部に停滞し



一日中曇り空 涼しい長崎地方でしたが・・・



フィリピンでは 大きい台風で被害が拡大しているそうで



早く過ぎ去る事を祈ります。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。



ところで ちょっと変わった解体を紹介しましょう叫び



長崎の古材を活かす 解体日記


石構造の竃(かまど)部分で 築100年の作です



 完璧な造りビックリマーク   先人達の技が凄いです ビックリマーク



寸分の狂いもなく スラブはL=4.0m W=0.50m



T=0.30mの石を接合し 雨漏りも無く・・叫び



長崎の古材を活かす 解体日記


どうです・・凄いでしょう!! 今の時代と違って



クレーンも無い時代に 一本の重さが約1tの石を



どうやって



吊り上げてつなぎ合わしたんでしょうね・・Σ(・ω・ノ)ノ!



これもれっきとした 伝統資材なんですから・・



長崎の古材を活かす 解体日記


勿論 確実にストックし 再生の時を待ちます



今の時代 希少価値の高い一品なんですよ



長崎の古材を活かす 解体日記


解体には 神経使いますが コレこそECOの極みで



産業廃棄物がゼロの地球にやさしい解体でしたあせる



次回 石の展示場を含めて 伝統資材で紹介します



「伝統資材を生かす解体屋」の近藤組でした汗