RCDC予選終了後、指定タイヤがポリカからHDPEに変わった谷田部アリーナドリフトコースを走らせてきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180930/22/kondoucustom/16/7f/j/o1080060714275834323.jpg?caw=800)
以前はハイパワー高回転でタイヤに熱を入れてカーペットさながらの加速をするバーン走行が多く、谷田部専用車を作らないと敵わない状態でした。
初めて行ったお客さんがドン引きする程の速度差があったようです。
噂は聞いていてレーサーの私が遅い所を見せる訳にはいかないので、自分のマシンで走るのは今回が初めて。
しかし、タイヤをHDPE素材のDRCにすると18万回転回してもバーンが入らず路面もどんどん滑るようになり元々使っていたDRAの方が遅くなってしまう現象が起きています。
これはチャンス(^^)v
滑る滑るとは聞いていましたが、shiftのタイルよりはグリップしていて、新品のタイルよりは滑る、かなり絶好調なグリップ感でした。
歩くとアスファルトとは思えないサラサラ感で、パテを研いだ後の工場の床位滑ります。
それでもHDPEの柔らかさもあって全国平均で最も好まれるグリップ感に仕上がっています。
肝心のセッティングですが、shiftのタイルレーシング仕様ままで一般車を散らかすには十分な速度が出ました。
ギヤ比も13.5Tで14.4で余裕で届きます。
しかし、ワールドクラスの若者相手にレーシングドリフトで対抗するには少し足りなく感じました。
ギヤ比をピニオン2枚大きく、リヤキャンバー3→5→7°と徐々に増やしていき、ラスボスのヨシバハヤトがどうにも速すぎてロワーを伸ばして怒りのキャンバー10°炸裂!!
これで何とか着いていける状態までになりましたが、遊ばれてしまいました。
さぞ速いセッティングが施されていると思い乗らせてもらいましたが、巻き込みが強く蹴りも大した事無く止まり難くてクルマはそんなに速くありませんでした。
どうやら加速させるスキルが桁違いのようです。
やはりアスファルトは運転技術の占める割合が多いのを思い知らされました。
それでも思い切り走れて楽しかったので記念撮影。
そんなわけで、今の谷田部アリーナはタイル、カラコン仕様のセッティングで速く走れる事が実証されました。
日頃育て上げたアッカーマンがDRCによってアスファルトで炸裂します。
速さに対して研究熱心なお客さんが多いので必ず収穫のあるサーキットです。
アドバイザーのバギーさんが面白い実験やデータを見せてくれるので毎回楽しめます。
また物議を醸しそうな装置を開発しているので冷やかしに行きましょう♪
おかしいな、これはHDPE製でしょうか?
答えは谷田部アリーナで☆