マルオ | kondokenji

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ときどきマルオ

動かなくなった口も手もお腹も最後まであまりに綺麗なままだったので、本当はあと一週間でも抱いていたかった。11日の朝、マルオは小さくなってうちへ帰ってきました。

マルオは最後の日までとても穏やかに過ごしていました。毛並みも綺麗で、いつまでもかっこよく、愛くるしいマルチン。あまりに可愛いので、君が本当はおじいちゃんだってことを忘れてしまっていたのかもしれない。謝らなくてはいけないこともたくさんあるし、後悔してもしきれない。毎日「かわいいね」とお世辞じゃなくて、本当につい言葉に出ちゃってたけど、それでもまだまだ言い足りなかったよ。もっとずっと一緒にいたかった。

妻は1分でもマルオの姿が見えないと「マルチンどこー?」とすぐ探していた。マルチンがどういう気持ちなのか常に気にしていて、甘えたがっている時は、無頓着なオレにも愛でるようにすぐ促していた。オレよりも何倍もマルチンを愛していたし、ずっとそばで一緒により長い時間を過ごした。今はそんな妻のことがとても心配です。

ちょうど9日の午後から妻の仕事が夏休みになった。オレもここ数年ツアー続きだったけど、この8月前半はちょっとだけ落ち着いていた。ツンデレだけどすごい甘えん坊なマルオはそんな二人が一緒に看取れるタイミングを狙っていたのかな。でもね、マルチン、どうやら15日が君の初七日らしいんだけど、その日、三途の川をうまく渡っていけるかい。お盆なので、みんなは帰ってくる日なんだよ。

いろいろ書きたいことがたくさんあるのだけれど、あまりに突然のことでまだ整理しきれないので、またおいおい書かせてもらうかもしれません。

そういえば、皆さんにあまり動くマルオをお見せしたことがなかったかなあと思い、YouTubeにひとまず1本だけ動画をあげました。



よかったら是非見てください。
もしアメブロ上でトリミングがうまくあっていない時は、以下のリンク先で。
http://youtu.be/PAHbKlRS3Ns

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