介護採用コンサルタントの近藤麻耶(こんどうまや)です。皆さまこんにちは。
先月から長期にわたり、「見える化」による業務改善の手法についてお伝え
して参りました。
最後に、業務改善をスムースに進める3つのポイントをお伝えします。
1.プロジェクトチームは5名以内で
まず、業務改善をする際に、中心となって動くプロジェクトメンバーを選出する
必要がありますが、人数は5名以内にしましょう。
試しに「8時間シート」を机の上に広げ、議論を交わすことをイメージしてみてください。
大人数では、意見がまとまらず、非常にやりづらいと思います。私はこれまでの経験
上、5名以内が理想の人数であると考えています。
2.短期間で行う
業務改善のためとはいえ、現場に新たなルールを導入することは、ある程度負担が
かかるものです。
特に、プロジェクトメンバーは、業務時間外に打ち合わせをすることも増えるでしょうが
スタッフが疲弊しては本末転倒です。議論に時間をかけても生産性が下がるだけですから
概ね3か月以内にプロジェクトを終わらせることを目安にしましょう。
3.1か月は試験期間として考える
現場に新たなルールが導入されるときは、慣れないうちはかえって負担になることも少なくありません。
例えば、「リアルタイムボード」を導入したにも関わらず、マグネットを外すことを忘れてしまったり
それ自体を煩わしく感じるスタッフもいるかもしれません。「かえって面倒だ」といった意見が出ることも
想定し、1か月間はお試し期間のつもりで導入しましょう。
いかがでしたでしょうか。介護現場は、目の前の業務がとても忙しいため、負荷をかけて新しいルールを
導入することに抵抗を感じるスタッフもいるかもしれません。
しかし、長い目で見れば、「見える化」による業務改善は、残業時間の短縮につながり
更には採用や定着にもつながっていきます。
単に新しいルールの説明をするだけでなく、その目的をしっかりと伝え、プロジェクトメンバー以外の
スタッフにも協力をしてもらいましょう。現場にメリットがあることがわかれば、納得度も高まるはずです。
介護の仕事はチームワークが不可欠です。
現場スタッフが同じ目的を共有し、より働きやすい職場を目指してください。
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【発行責任者】
株式会社スターコンサルティンググループ
採用・教育コンサルタント 近藤麻耶
神奈川県出身。早稲田大学卒業後、青年座研究所入所。
発声や身体の使い方について専門的に学び、演劇漬けの日々を過ごす。
その後、大手介護企業に入社し、自らプロジェクトを立ち上げるなど、
現場の企画・運営に携わる。
株式会社スターコンサルティンググループ入社後は、首都圏・関西を
中心に、採用市場調査を実施。介護施設をはじめとした求人広告を
6,000件以上比較し、ヒアリング調査をした。また、昨年調査した展示
会数は15件にのぼる。
これらの調査から、成功する会社と失敗する会社の法則を編み出
し、介護専門の採用コンサルタントとして積極的に支援している。
株式会社スターコンサルティンググループ
東京都港区浜松町1-27-9 トラスト浜松町ビル6階
http://www.s-cg.co.jp/
電話03-6432-4020
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