教員夫婦の憂鬱の正体。学校の働き方改革。 | 世に棲む日々。(教育講演、研修、相談)

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おもしろきこともなき世をおもしろく
すみなしものは心なりけり

共に教員であると言う御夫婦。

旦那は仕事で帰りも遅く、毎日疲れ果てている。
子育ての大半は奥さんが担う。
そんな状況に悩む奥さんからの相談。

昨今の学校の働き方に対する悩み。確かに時間的な拘束に対する悩みでもあるが、奥さんの悩みは単に時間的な拘束に関わる話だけではなく、教師としてのあるべき働き方改革の本質を突いていた。

奥さんの憂鬱の正体とは?

夫がこんなにも疲れ果てているのに、その仕事の中味が本当に子供達の成長につながっているのか? それが見えて来ないのが不安で仕方ないと言う。

教師として子供達の為になる事なら自ら身を粉にして働く夫を教師の妻として教師として
安心して送り出せると言う。

子供達に本当に必要で、成長につながる仕事に追われているのか?そこが見えない学校の働き方こそが時間的な問題だけでなく、教師の働き方改革の大切な本質である事を見事に現実の生の声として訴えている。

無駄な会議や書類の作成整理、
変えることが目的化された改革の為の仕事、
上げればきりが無い。

一番の疲弊は時間よりも
子供達の成長につながらず、
社会貢献欲求が満たされない働き方、
人に評価されない働き方。

現実問題として子供達の為に身を粉にして働く者に対して、間違った働き方と揶揄したり、そんな働き方をするものが学校の働き方改革のガンだと誹謗中傷するような世間の空気感こそが疲弊の要因である現実を世間はしらねばなりません。

奥さん!

世のため人のために身を粉にして一所懸命に働く父の姿を子供達にしっかり見せてあげてください。

腹を括ってしっかり頑張るお父さんを家族で応援してあげて下さい。それは貴方にできる事。きっとダンナさんの疲れも癒されるはず。

学校の働き方改革は、改革すべき本質と時間の管理の両輪でなければなりません。

学者でろうが
評論家であろうが
世間であろうが
この過渡期に改革途上の歪を埋める人を
揶揄する事だけは許されない。

こんだ直人教育研究所
 
毎日新聞 近田直人
 
 
ネットラジオDJ

近田直人の「先生どないしたらええのん?」(毎月第3金曜日22時30より)

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