学校の先生が暗い??その理由! | 世に棲む日々。(教育講演、研修、相談)

世に棲む日々。(教育講演、研修、相談)

おもしろきこともなき世をおもしろく
すみなしものは心なりけり

昨日の経営モーニングセミナーでの話。
 
作業療法士として病院に勤めておられたが
 
今はご自身で高齢者に向けた福祉事業を営んでおられる方のスピーチ。
 
病院のあり方や福祉のありようへの実感のこもった疑念。
 
「病院って世の中のため、本来患者さんの為にあるものなのに、どうして、実際はそうではないのだろう?」
 
「介護福祉に携わる人は社会貢献度も高いのに
どうして暗いのだろう?」
 
そんな疑念に苛まれておられるらしい。
 
勿論全ての病院や、介護福祉に携わる人がそうであるわけもないが、
 
経験としてそう感じてしまう実態が
 
医療や福祉の現場にはあるのだろう。
 
学校とて同じではないかと共感する部分も多い。
 
そういえば学校の先生方からの相談や愚痴も、
 
生徒の明るさとは別に、
 
学校職員の空気感の澱みや
 
先生方の覇気や元気の無さに関するものが実に多い。
 
要は暗い。
 
昨日のスピーチ風に言えば、
 
「学校とは本来、世の子供達の為にあるものなのに、どうして実際はそうでは無いのだろう」
 
「先生は本来、社会貢献度の高い存在であるはずなのに、どうして覇気も元気もないんだろう?」
 
となる。
 
勿論これも個々のすべての先生に当てはまるものではないが、
 
傾向としては十分うなづける。
 
組織の掲げる目標のリアリティーの無さと
 
個々の社会貢献の実感の無さを
 
言い表わしている昨日のスピーチ。
 
人は
 
社会貢献している自分に気づいた時、
 
やる気スイッチが入る。
 
明るく覇気も漲るもの。
 
教職員の元気の無さの一因が見えてくる。
 
昨今の学校の働き方改革では、
 
勤務時間の問題や仕事の量が取り沙汰されるが
 
実は単純な勤務時間や仕事の量だけの問題では無い。
 
要は仕事の質の問題でもあるのです。
 
先生方がいかに、
 
子供の為にもならない、
 
社会貢献にも繋がらない
 
無駄な仕事にあくせくと働かされているかを
 
物語ってもいるのです。
 
子供の為になる、社会貢献に繋がると
 
教師が感じれる仕事も一律に
 
時間と量だけの観点で
 
切り捨てる事の問題も見えてきます。
 
勿論、文科省が掲げる
 
教師の資質である
 
教育的愛情と使命感を
 
前提とした話しである事言うまでもありません。
 
その意味で学校の働き方改革などは、
 
どんな先生がどう困っているのか?
 
細かな精査無くして
 
できる議論ではないのです。
 
そんな細かな精査が
 
単純なアンケートやマスコミ報道から見えてくるものでも無いのです。
 
ただ、
 
今我々が改革の中
 
自分達で出来る事はあります。
 
子供達の為になる
 
そんな実感が持てる実践力を身につける事、
 
それが
 
先生が輝く
 
学校の働き方改革の一つ。
 
教育行政や管理職への問題定義と、
 
自らにベクトルを向けた自己研鑽は、
 
どちらもかけてはなら無い両輪なのです。
 
 
 
先生の元気のある無しに関わらず、

 

生徒は無邪気に良くも悪くも元気です。

 

先生が元気に輝いている学校の

 

生徒は凛と輝いている。

 

今まで勤めた学校の生徒達や先生方が


そのことを知らしめてくれている。

 

凛と輝く生徒と先生。

 

そんな輝きにこだわる

 

学校であって欲しい物です。

 

 

 

写真は30年前住之江高校ラグビー部

みんな凛と輝いてました。

 

 

 

 

こんだ直人教育研究所
 
 
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