ファイティングポーズは崩さない!G20大阪で府立高校二日間休校?高校生は自分の事だよ考えてみて! | 世に棲む日々。(教育講演、研修、相談)

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G20の大規模交通規制の影響で大阪府知事の松井一郎知事は教育委員会に対して休校を要請し、大阪府教育委員会は二日間の休校を決定した。

https://www.ytv.co.jp/press/kansai/27818.html

 

生徒たちは学校が休みになると喜んでいるやも知れませんが、

 

大人はもちろん

 
18歳で選挙権を得る高校生も自分達の事。

この身勝手な決定について少しは立ち止まり考えなければなりません。

 

このような施策と同じ線上に

 

定員が割れた学校は

通う値打ちもないから

廃校にしてしまえとの

身勝手な発想があるのです。

 

勿論、国のプロジェクトに対して協力する姿勢は我々には求められます。

 

しかしそのプロジェクトに対する過程や経緯について

 

過去の松井知事の教育に対する政治的姿勢も視野にいれ

 

検証する視点を我々は忘れてはなりません。

 

今回のG20開催地に大阪府が立候補し、国が決定するにあたり、

 

当然、


受け入れには交通規制や警備面なども含め総合的に検討したうえで


大阪府が立候補し、

 

国が候補地の中から選定したはずです。

 

想定内の事態に対して考慮をしたうえで


松井知事は候補地に手を挙げたはずです。

 

各国の首脳や地域の代表が大挙して大阪に訪れるわけですから、

 

警備上今までにない交通規制が求められることは周知の事実です。

 

松井知事は通学の高校生の安全を考慮してなどといいますが

 

何故今の発表なのでしょうか?

 

府立高校や近隣の小中学校を休校にせねば実施できないような状況で

 

松井知事は手を挙げ

 

国は候補地を選定したのでしょうか?

 

考慮が足りなかったのでしょうか?

 

気付いていたのに隠していたのでしょうか?

 

安倍首相は休校を望んでいるのでしょうか?
 
G20の各国首脳、地域の代表は聴いて驚くのでは無いでしょうか?
 
各国首脳や代表は知れば
 
「G20開催が子ども達の教育活動を阻害するような事は無いようにしてほしい」
 
というのではないでしょうか?
 
だからこそ開催地選択や時期は大切なのです。
 
2015伊勢志摩サミットG7もそのような
 
警備や交通規制の影響も考慮して

総合的に三重県伊勢志摩が選ばれたはずです。
 
今回も時期などもふくめ考慮すれば、
 
工夫次第で2日の休校は回避できたのではないでしょうか?
 
今になって、生徒の安全に考慮してなどと空々しく、
 
安易に学校を休みにしてしまう発想は

身勝手で無責任そのものです。
 
さらに
 
府教委が最終的に認めた事が

大阪府民にとっては大きな危惧。
 
何のための政治からの独立性を持たす
 
教育委員会制度なのか!

政治に対し

右向け右!左向け左では意味が無い!

 
生徒達の教育活動が犠牲になるような事は許せないと、
 
大人の都合で子ども達に迷惑をかけることはならぬと、
 
教育界の矜持を示せない大阪府教育委員会。
 
そんなことだから
 
いずれもっと子供たちが
 
大人の都合で犠牲になるのではないか?
 
と言った危惧に結びついてしまうのではないでしょうか?
 
子ども達を守るのが委員会。
 
せめてファイティングポーズをとって見せてほしかった。
 
「たった二日の事やないか!」

 

「話を飛躍させるな!」

 

との世間の声もわからぬではありません。

 

しかし、


実際に大阪府の教育行政に泣きを見てきた生徒や先生、学校を見てきた私。

 

あまりにもすんなりうけいれる

 

教育委員会に変わって


私は、


ファイティングポーズをとり続けます。


追伸


昨年の今日上げたブログもファイテイグポーズの一環です。

お読み下さい。

『なぜ、私が大阪万博に反対するのか。エキスポ70との違い。 』

https://ameblo.jp/kondayao21/entry-12353009521.html






 
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