教育に身を賭す難しさ。異業種からの端的な指摘。 | 世に棲む日々。(教育講演、研修、相談)

世に棲む日々。(教育講演、研修、相談)

おもしろきこともなき世をおもしろく
すみなしものは心なりけり

今朝の経営者モーニングセミナーで明快な言葉を頂いた。

私より先輩の凛として清廉なご婦人。

その方は元々福祉の仕事をしておられた。

自分が頑張れているのか?

役に立っているのか?

モチベーションに繋がりにくい、

が率直な実感だと。

御商売を始められ自分の頑張りが、

売り上げという形で明確に成果として見える。

自分のモチベーションが上がり

さらにお客様にも感謝できたと。

だから教育に身を賭す事は難しい。

数字には現れにくい、

卒業後の生徒の人生に教育の成果が現れる事が大半。

生徒の感謝も日常では見づらい。

こんな事を想定内に

生徒の将来の為に力を注ぐ事が

教員免許を持つ者の資質となる。

それが使命感と教育的愛情。

資質を持った免許を持つ者しか教壇には立てない。

他業種からの学びは単純明快でわかりやすい。

こんだ直人教育研究所
近田直人