週末、正月の雰囲気いっぱいの歌舞伎座へ。

 

頑張って着物着たよー

久しぶりだから1時間以上かかってしまった。

 

演目は正月舞と神田松鯉さんの講談を元にした「荒川十太夫〜赤穂浪士外伝」、どんでん返しが笑える「狐狸狐狸ばなし」。

英語イヤホン借りなくても、だいたい説明してから見ればわかるかなーと思って席についたけど

赤穂浪士の説明、むずっ!めんど!

吉良氏と浅野氏、荒川十太夫の関係の説明を説明しようとして、絶望。

開演直前に英語のイヤホン借りてあげた。

イヤホンあるのに、「内容シェアしたいから」と、

物語の説明に果敢に飛び込む長女、まじえらい。

 

赤穂浪士系はさ、ずるいよなー

泣いちゃうもん。

もう涙止まらなくて大変だった。。。

 

歌舞伎って4時間くらいあるから、

つまらなかったら途中で出るかもとか思ってたけど、

終わったら留学生ちゃん、

すごい笑顔で「面白かった!!」って。

1500円の筋書(パンフレット)も買ってた。

帰ってからも人間関係を図解で理解しようとしたり泉岳寺の場所調べたり。

 

夜は「光の君へ」第一回を見たんだけど

(字幕ないから、ず〜っと説明だけどね。「紫式部のお父さん、He has been jobless for years。だからpoorなの」とかね)

 

次の日、なんと図書館で英語版「源氏物語」を借りてきた!

読み終わったら「平家物語」読むんだって!

 

いまも小さくイライラすることはいっぱいあるけど、

(歌舞伎の日も、ちゃんと私が時間を伝えていなかったらしく、

留学生ちゃん、「カブキのために朝洋服買いに行こうと思ってたのに」とGパン姿でご機嫌ナナメ。

「分からないなら聞けばいいのいに」と思ったけど

険悪な空気になるのも面倒なのでスルーして出発した)

 

日本文化への強い関心や愛着、リスペクトの気持ちを持ってくれていることは本当に彼女の素晴らしいところ。

大きく構えてあと3週間ちょっとなんだからいい思い出ばっかりにしてあげないとなーと思う。

って決意してもまたきっとイライラする。

 



着物は、10年ほど前に祖母と母と3人で行った着物展示会で母が買ってくれたもの。

高島礼子さんが着たものとか。

彼女、背が高いらしく(今確認したら168センチだって)この着物も大きめでいつも着付に四苦八苦だったの

2ヶ月ほど前に仕立て直ししてもらってジャストサイズに。

仕立て直し代は内緒。夫もこのブログ見てるからね爆  笑

 

今回は長女が歌舞伎好きで観に行きたいと言うからチケット取ったんだけど、

歌舞伎って1人で見にきてる人もいっぱいなのね。皆さん本当に好きなのね、素敵な趣味だなぁ。

私と長女の恒例行事にしよう!って思える上質な時間でした。