2024年が明けて元旦に起こった能登半島地震

  いまだに行方不明の方もいらっしゃいます。被災された方々は

  北陸の寒さと闘いながら、避難生活が続いています。

  今は何もしてあげられなくてもどかしさも感じますが、

  早く復興することを願うばかりですね。

  石川に住む娘と孫たちは年末年始は京都にいたので幸い無事でした。

  年が明けてから石川へ帰る娘達と一緒に私も石川へ行きました。

  孫がまだ保育園を休むので、いつものごとく、子守です。

  地震の後金沢城や21世紀美術館など、休止している施設が多いです。

  被災された方々のことを思うと

  どこかへ観光なんて全くそんな気も起きません。

  雪の舞うある日「お母さん新しくできた県立図書館行こうか」と

  娘が連れて行ってくれたのが、おしゃべりしても構わない

  「石川県立図書館」

 

  

                        ホームページより

  

     石川県立図書館は21世紀美術館の近くにありましたが、老朽化して

  2022年7月に小立野の金沢大学工学部跡地に建設されました。

  「百万石ビブリオバウム」という愛称で呼ばれています。

  「百万石」は加賀百万石に由来し、建物の規模や収蔵能力の多さを表し

  「ビブリオ」は図書を意味します。「バウム」は木を意味します

  本だけでなく、人・物・情報との出会いを通じて進化する思いもあります。

  蔵書は約110万冊だそうです。

 

  

 

  吹き抜けの天井を中心に曲線を描く円形劇場のような美しい本棚

  本棚は最上階から1階へ階段やスロープで移動して閲覧出来ます。

  「どうぞお静かになさらず」

  こちらの図書館では閲覧エリアでのおしゃべりOK

  写真を撮ってもOK です。賑わいにあふれた図書館です。

  

  「静かな空間で読書したい!」と言う方には特別な「サイレントルーム」

  と言う予約席があります。

 

  

 

  リング

  グレートホール最上階にある一周約160mの回廊式閲覧空間です。

  いろいろな種類の本がぐるりと棚に並んでいます。

  

  

 

  

 

  館内にはおしゃれなソファや椅子が至る所に設置されています

  バンギングタイプの椅子もありますよ。孫は子の椅子がお気に入り

 

  

                        ホームページより

 

  だんだん広場

  階段とソファがある休憩スペース

  くつろいだり、コーヒー飲んだり思い思いに自由に過ごせる場所です

  飲食スペースはここ以外にも「ハムアンドゴー」という

  おしゃれなカフェもあります。

  カフェ目当ての来館もOK 

  本を読まずにコーヒーだけの来館者もいらっしゃるようです。

   

  

 

  

 

  親子で楽しく過ごせる子供エリア

  騒いでも良い図書館にはアスレチックのようなネット状の空間も....

  このネットの脇にも本が並んでいます。

  子供たちが元気に動き回れる遊び場です。

  この日は外は雪が舞っていましたが、雨の日が待ち遠しくなりますね。

 

  

                         ホームページより

 

  絵本のコーナー・読み物のコーナーなど

  年齢に応じて色々楽しめそうです

             

  

 

  

 

  小さな子供たちも飽きないようにあちこちにカワ(・∀・)イイ!!椅子も

  外は雪が舞っていましたが、こんな楽しい空間があると

  小さな子たちも飽きないですよね。

  娘の家からは車で30分余りかかりますが、

  お気に入りの本を借りて帰りました。

  返却は最寄りの図書館でもOKらしいのでうれしいですよね

  京都にもこんな素敵な図書館があるといいなあと思いました。

  近くの府立図書館は結構古いですし、蔵書も少ないですからねえ

      能登半島地震で石川の方々は大変な時ですが、こんな素敵な図書館で

  ゆっくり自分と向き合えるのも良いですね。