プリンタの洗浄カートリッジを使ってみた | Mossanz工房[もっさんずこうぼう]

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以前

プリンタ エプソン EP-302 を修理?したおはなし

で酷使しているプリンタの動作を復活させました。

 

インク消費量が半端ないので互換インクを使ってきましたが、

こまもの本舗さまの「超ハイクオリティ互換インク」なるものにずっと興味をもっていました。

公式サイトでの通販に加え、楽天やyahooなどにも出店されています。

 

このプリンタ機種のインクはすべて「染料」であるのに対し、「顔料」の互換インクも販売されています。

染料と顔料の違いについては今回省略します。

「超ハイクオリティ互換インク」は染料です。

 

ここから、「超ハイクオリティ互換インク」を「HQインク」、普通の互換インクを「STDインク」と便宜的に書きます。

STDインクはとにかく安い通販の店で買っていました。こまもの本舗さまではありません・・・。

 

今回エプソンIC50互換のHQインクがお安くなってきたこともあり使ってみることにしました。

STDインクがきれた順番に徐々に置き換えるのではなく、総とっかえです。

 

・使っているうちに入れ替わるとはいえ、STDインクをきれいさっぱり洗浄したい。

・廃インクタンクリミッターがかかるくらい酷使してきたのに、一度も洗浄をしたことない。

 

というわけで

こちらの「洗浄用カートリッジ」のモニターに応募した次第です。

 

キヤノン BCI-351/350専用 強力 目詰まり洗浄カートリッジ 6色セット

 

こまもの本舗 EPSON、Canon、brother洗浄カートリッジモニター募集

ここからはこまもの本舗様から提供いただいた洗浄カートリッジのレビューとなります。
また同社のHQインクを取り付けました。こちらは自腹です!
発色に加え、経時変化が小さいことも売りなので、これからの印刷結果を継続的にチェックする必要があるでしょう。
またインク品質の安定性も気になります。

つまりHQインクのモニター募集マダー?ってことです(笑)。


洗浄手順は こちら に書いてあります。
今回モニターしたエプソンのIC50は特にインクを多くためこむ構造のため、より念入りな別マニュアルが用意されています。

マニュアル通りなので簡単に記述していきます。

テストに使った紙は印刷ミスしたもの・裏紙などを使っています。


1.洗浄カートリッジへの交換(今回全色)

2.「テスト用印刷シート」を10枚印刷 ベタ塗りのデータです。

上から
STDインクで普通に印刷・洗浄カートリッジ取り付け直後に印刷(1枚目)・洗浄インクで印刷3枚目・洗浄インクで印刷10枚目
となります。


5枚も印刷するとかなり薄くなっています。もういいんじゃね?と思いましたが、レビューなので10枚目まで印刷してみました。

3.ヘッドクリーニング実行

4.二時間放置

5.ヘッドクリーニング実行

ここでノズルパターンを印刷してみました。

肉眼でも全くみえません。透明な洗浄液ばかりになっていることがわかります。

6.HQインクとりつけ
洗浄カートリッジを外してHQインクをつけます。
交換直後に自動で一度ヘッドクリーニングが入るので、いきなりテスト用シートを3回印刷してみました。

1枚目のライトマゼンダにシマが見えましたが、3枚目ではもうきれいにベタ塗りされていました。
マニュアルには10枚程度印刷しろとありましたが、これ以上変化しなさそうなので打ち切りました。
状況しだいで個々の判断となります。

ここでSTDインクとHQインクで同じ紙(写真用光沢紙・紙タイプ)に印刷した結果を並べます。
一番下はより高級な印画紙タイプの光沢紙にHQインクで印刷したものです。
 


印刷直後だと発色はあまりかわらないと思いきや…黒が全然違う!

 

 


左がSTD、右がHQです。
STDインクは「黒に近い濃い青」に見えます。もしかしてインク薄い?
これは色があせるあせない以前の問題なので、今後気にしていきたいとおもいます。

 

前述したとおり、このSTDインクはこまもの本舗さまから購入したものではないので、

こまもの本舗さまで販売しているSTDインクの品質とは一切関係がありません。

当面HQインクでいくと決めたのでこまもの本舗STDの検証は勘弁してください。

 

 


以上長々と書いてきたわけですが、今回のレビューは
うちのプリンタは詰まっていないから、目詰まりへの効き目については言及できない」ことに大きな注意がいります。

 

しかし少なくとも「洗浄カートリッジによって既存のインクが一旦ほぼすべて洗浄された」ことは確認できました。

洗浄カートリッジは2-3回使えるということなので、また様子をみて洗浄作業をしていきます。

 

「詰まってからでは遅い」もあると思いますが、

一番は「気分的にサッパリした!」です!

 

今回黒の発色がSTDとHQで違ったことも、洗浄を挟んだからこそ気づいたのだと思います。

 

 

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