昔の記憶②

ものごころついた頃には犬猫は日々の暮らしの中でかかせない家族だった。


いつも誰かか側にいてくれた。

いまみたいじゃない昔、田舎。

犬はつないでいたが、猫はもちろん自由に外に遊びに行っていた。


避妊去勢などせずにいたので、昔は赤ちゃん犬猫もたくさん

いつのまにか、もらわれて行ったり亡くなったり。
それを不思議とも思わなかった幼い頃の私。
あの頃、側にいてくれた子達、ありがとう。

学校帰りの山の道で捨てられた子猫達を拾って抱き締めて帰った私を、叱らずに迎えてくれた父母。

ありがとう。


拾って育てたにゃんこは、学校から帰った私を迎えに飛び出して駆け寄ってきてくれたっけ。