鳥取で漢方相談と薬膳教室を開催しているイヌイ薬局の乾康彦です。

 

先日、鳥取と島根で中医学の研鑽を目的に設立されている「鳥取島根中医薬研究会」が、中医学を広める目的でセミナーを松江テルサにて開催いたしました。

 

当日は私も、お話させていただく機会があって、イヌイ薬局の鳥取や倉吉のお客様と一緒にバスをチャーターして松江迄ごいsっよしました。

 

道中から、仲の良いお客様同士でもりあがっていましたが

 

本番では、私の養生法のご紹介のコーナーがあって、

朝のお薬セット

夜のお薬セット

をご紹介させていただきました。

 

 

 

 

さらに、特別な養生ということで毎週月曜日に地域の皆さんと行っている

八段錦:ハチダンキン

を会場の皆様の前で一緒におこないました。

 

 

ご参加いただいた80名の皆様と一体になって、楽しく学べた一日でした。

こんにちは

鳥取市で、漢方相談と薬膳の講座を開催している

イヌイ薬局の乾です。

 

イヌイ薬局では、日々薬膳をテーマに様々な

セミナーを開催しています。

 

美肌と黒髪テーマの「まごころセミナー」

旬を極める「二十四節気セミナー」

資格取得を目指す「薬膳師養成講座」

お茶の健康を楽しむ「薬膳茶師講座」

 

など、気軽に楽しんでいただけるものから

本格的に国際ライセンスを目指すものまで

様々です。

 

そんなイヌイ薬局の各種薬膳セミナーに

隣町の倉吉市から足しげく月4回以上通って

いただいている方もいます。

 

*倉吉市で身近な薬膳教室を目指して

 

彼女は、美容師さんで美容室を自営されて

いるのですが、美容室の中にキッチンが

あって、倉吉での薬膳教室を準備中!!

 

 

12月に開催される、

国際中医薬膳師を目指して猛勉強中ですが

資格取得次第、倉吉で本格的な中医学に

裏付けられた、身近な素材を使った薬膳教室

開催の開催目指してほしいです。

 

わたくしもお手伝いに行きたいと思っています。

 

薬膳の本格的な国際ライセンス

国際中医薬膳師の養成講座お申込みメール

 

 

こんにちは

鳥取で、漢方相談と薬膳講座を開催するイヌイ薬局の乾です。

 

今年、2024年は10月23日に霜降(そうこう)を迎え、爽やかな秋の涼しさに終わりを告げ、冬に向かう寒さが厳しくなる時節。ちょうど、鳥取でも朝夕の気温が下がり温かい鍋料理などが恋しくなります。
 

霜降は、秋の最後の節気で、約2週間後には立冬(りっとう)を迎え、また前後して秋土用(2024年は10月20日)を迎えます。

自然界では、静かで冷たい性質の陰気が増して、空中の水分や露は、霜(しも)となる時期なので霜降という節気の由来でしょうか?

草木は冬に備えて代謝を落として、山々が紅葉に美しく染まる頃で、柿や長芋が収穫の時期を迎えます。

植物同様、動物たちも代謝を節約するため冬眠を始めます。冬眠中の蓄えの主なものは「木の実」。近年は夏の異常な暑さに木の実が少ないためか、クマが冬眠中の餌をもとめて民家に出没することが多発しています。気をつけて、お過ごしください。

 

*薬膳師がおすすめする霜降の食養生
 

秋は自然界の生きとし生ける物たちにとっては
収穫の時、実りの秋であり、「収める」季節。

冬を目前に控えたこの時期は、身体を潤おしながら養い温める
にんじん、ほうれん草、小松菜、百合根、長芋、栗、枸杞子(クコの実)、豚肉、鴨肉、卵、いか、ほたて、牡蠣
など身体を補う補益類と呼ばれる食材がおすすめです。

霜降の食養生の基本は、
秋で乾燥がちな肺の衛気=免疫力を潤しながら補う
補肺益衛潤燥(ほはいえきえいじゅんそう)
です。
 

温めながら潤すには
スープ、出汁、お粥、おでん
などの料理がおすすめです。
 

  炎の火鍋



秋の特徴的な乾燥=燥気と霜が降り始めるような寒気のため、咳が出たり寒さで風邪を引きやすくなります。肺は潤し、身体は温めて免疫を高めましょう。
また、着衣については秋凍(しゅうとう)といって、急に厚着をするのではなく、下半身から徐々に厚着をして、できるだけ寒さに身体を慣らしておくと、本格的な冬になっても風邪をひきにくくなると言われています。ただし
下半身と手首・足首・首の三首は暖かくお過ごし下さい。