2025年は4月17日から、春の土用入り

土用と言えばなつの土用と鰻が有名ですが

土用は念に4回

 

四立といわれる

立春・立夏・立秋・立冬までの18日間が土用

とされ、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期なので

食事・薬膳で体調を整えておくと次の季節を元気に過ごせ

ます。

 

土用について詳しくは

 

 

三杯鶏(サンバイジー)は江西省の南栄時代からの伝統料理。

水を使わず煮込む調理で、素材のうま味が凝縮され、甘辛い

濃厚な味わいが特徴しっとりした食感じとコクのある味わいが

家庭料理として親しまれ際立つ特徴です。

 

三杯鶏は「酒」「醤油」「油」の3つを一杯づつ同量を使って

鶏肉をじっくり煮込むのが特徴で、

水を一切加えない無水料理なので、素材の旨味が引き出され

深みのある味わいがでます。


お酢を加えることで、鶏肉がふっくら仕上がり香りと風味が豊かになります。

 

 

三杯鶏(サンバイジー)
材料(2~3人前)
鶏肉  もも肉500g
水で戻した椎茸  3個
赤ピーマン(パプリカ)  1/2個
ピーマン   1/2個
玉ねぎ    1/2個
しょうが   5g
ニンニク  1かけ
日本酒 50ml 醤油50ml
片栗粉  大匙2
オリーブオイル 40ml
ごま油 50ml
砂糖  小匙1
お酢  小匙1

 

レシピ
1、一口大に切り分けた鶏モモ肉をボウルに入れ日本酒 大匙1

醤油 大匙1 胡麻油 大匙1 片栗粉

を加えてよく混ぜ、15分程度放置します

2、赤ピーマン、ピーマン、玉ねぎを一口大に切り、水で戻して

  石づきを取った干しシイタケを半分に切り、ニンニクと生姜

  はスライスしておきます。


3。鍋にオリーブオイルを入れ180℃に熱し生姜、ニンニク

  干しシイタケを入れて炒め、香りが立ったら鶏肉を加え

    表面が焼ける迄炒めます。

4、1の残りの日本酒、しょうゆ、ごま油、砂糖、酢を加え全体を

  よく混ぜ蓋押して強火で煮る。沸騰したら、弱火で20分程度

  煮込んで鶏肉にしっかり煮汁がしみ込んだら、赤ピーマン

  ピーマン、玉ねぎを加え野菜のシャキシャキ感を残して炒めできあがり。
 

2008年北京オリンピックで人気を博しまれました。

鶏肉は平性から温性で

栄養不良、寒がり、疲労、貧血、虚弱体質の改善に

お酢の食欲増進と血流改善の効果で、土用など

季節の変わり目にも適した料理と言えます。