こんばんは
梅雨入り前ですが、梅雨時のようなうっとおしい日や真夏のように熱い日が入り混じる不順なお天気の鳥取ですが、
私たちのイヌイ薬局(https://www.karada-no-nayami.com/)には毎年1000件以上のアトピーの方が相談に来局されますが、その相談のなかで気がついたことを、このブログで詳しくお伝えしています。今日は、まだ梅雨入りはしていないようですが
全国的に梅雨めいたお天気のなかで、湿度があがると
・ジュクジュクのアトピーが悪化したり
・身体の浮腫みが気になったり
・重だるい腰痛や膝痛
などの症状が出やすくなります。
大気中の湿度が上昇すると身体の中の不用な水分や老廃物を発散しにくくなるために上記のような症状を発症します。
私の薬局でも、梅雨に入ったとたんジュクジュクアトピーの方のご相談が急増ししてしまいます。この時期の予防は「化痰利湿(ケタンリシツ)」といってこれらの体内の余分な水分の排泄を促進する漢方のお薬を処方します。食養生も、同じように日頃から体内の余分な水分の排泄を促進するような食材を摂取しておくと予防や治癒の促進に役立ちます。
今日は、そんな梅雨時の湿度の高い時期に身体の除湿をしてくれる
「ハトムギ緑豆と玄麦のおかゆ」
のレシピをご紹介します。
・こんな方におすすめ
ジュクジュクアトピーや皮膚炎の気になる方
飲み過ぎ、食べ過ぎが続い居ている時
浮腫み、身体が重だるい時
などの方におすすめです。
材料がそろえば調理時間は約
・ハトムギ緑豆と玄麦のおかゆ材料
材料4人分
トマト ざく切り 1/2個
セロリ 5cm角切り 1/2個
ハトムギ 1/4カップ
緑豆 1/4カップ
玄麦 1/2カップ
チキンクリア
梅干し 1~2個 または キパワーソルト(必要なら)
BIOPLANETポルトガル産有機EXVオリーブオイル
全粒紛パン、パスタ(お好みで)
・ハトムギ緑豆と玄麦のおかゆレシピ
1、ハトムギは良く洗って一晩水につけ、緑豆も良く洗って30分以上水につけておきましょう。
2、鍋にオリーブオイル、セロリをよく混ぜてから弱火でむらし炒め。香がでたらチキンクリア、緑豆、ハトムギ、玄麦を加え弱火で柔らかくなるまでにこむ。
3緑豆、ハトムギ、玄麦が柔らかくなったらトマトを加えて10~15分程度煮込んで好みに応じて梅干し(又は塩)、こしょうで味付けして出来上がりです。血圧などが気になる方はトマトの量を多くすることで、塩分を減らすことができます。
*ハトムギについて
ハトムギは学名をヨクイニンと言われて漢方の処方のなかでも身体の中野余分な水分を排尿する生薬として使われます。胃腸を守り(健脾)、余分な水分を排泄(利水)するので、食べ過ぎ飲み過ぎの傾向にある方や、浮腫みが気になる方におすすめの食材です。性質は微寒で少しだけ身体をさましますが、長期に食べたり飲んだりしても安心です。また、このようなお粥のレシピ以外にも良く知られているハトムギ茶やご飯に一緒にいれて炊いていただいてもプチプチした食感は女性に好まれています。
*緑豆
日本では、まだあまり馴染みが無い食材かもしれません。が、緑豆もやしや、緑豆はるさめとして身近なものかもしれません。
緑豆は、
- 清熱解毒
- 消暑
の作用があるとされ、解毒以外にも身体の余分な熱を冷ましてくれます。余分な身体の熱えをさまし炎症を抑えるので、ダイエット中のデトックスを助ける以外にも
熱によるいらいら、湿疹ふきでものなどの腫れもの、喉の痛み、夏バテ
などに効果的です。
中国では、緑豆のスープと西瓜で夏の暑さを解消する習慣があり、ダイエットにも、利尿作用があり、浮腫みや膀胱炎などの予防にもおすすめな食材です。
毒殺を免れた緑豆スープ
数年前、韓国のドラマがはやったころ、韓国初の女医の物語「チャングムの誓い」のなかで、主人公チャングムのお母さんが毒殺される場面で、緑豆の煎じ汁を親友に飲まされて助かった場面がありました。韓国でも、猛毒のトリカブトの解毒に緑豆が知られていたようです。
緑豆の効果を期待されるなら、少し調理に時間がかかるのですが、「皮なし」よりは「皮つき」が好ましいでしょう。
有機ムング豆(緑豆) 500g 650円 送料別のお求めはこちらhttp://karada-ni-iimono.com/?pid=117803145
*はだか玄麦について
大麦は胃腸を補い、尿の排泄を促し、のどの渇きを止めて、イライラの改善などに漢方処方のなかでも使われる食材です。特に、はだか玄麦は四国の一部にsN智が限られた大麦で、玄米の4倍の食物繊維は玄米の3倍、白米の20倍ふくまれていますので、腸内環境をととのえ食べ過ぎ、飲み過ぎ後のからだのゴミ掃除におすすめです。
国産麦ごはん用はだか玄麦のお求めはhttp://karada-ni-iimono.com/?pid=143814192
また、デトックスのお粥としてだけでなく、夏の暑い時期の消暑の食材として、緑豆、裸麦ともおすすめのスープです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
皮膚について漢方の相談はアトピー肌トラブルお悩み相談フォーム
から
アトピーなどトラブル肌から美肌を目指すスキンケアのお求めは
安心安全な薬膳素材のお求めは
http://karada-ni-iimono.com/?mode=grp&gid=2003447
から
お求めください。