今日はいいよ大寒で、一年で一番寒さが予想される日。
先週は、大寒を前に日本全国に大寒波がおそいました。
寒い毎日ですが、小寒、大寒、立春までの一月の間に鶏が生んだ卵を、特別に寒卵(カンタマゴ)といいます。特に、大寒から5日の間に生んだ卵を「大寒卵」といって食べると、金運が上昇するとされています。
**寒さ到来と大寒・小寒・養麗卵**
こんにちは、
中医薬膳漢方研究所の乾 康彦です。
2016年中は、比較的穏やかな冬を過ごせましたが、2017年に入ってここ数日はかなり強烈な寒波にみまわれました。
特に小寒(一月五日)のころから、寒さが厳しくなりはじめました。
寒さが厳しくなると、人間も動物もそして、植物ですら新陳代謝が落ちてきます。
鶏さんたちも例外ではなく、卵を産みにくくなり、卵の育ち方もゆっくりとしたペースになります。そして、卵は小ぶりになるのですがその分卵の栄養が凝縮され、黄身が濃いくなります。この小寒(ショウカン)のころから卵が濃厚となりおいしくなります。
小寒から節分(立春)までにうまれた卵は一年中で一番おいしいので、特に「寒卵(カンタマゴ)」と呼んでいます。
今年の小寒(ショウカン)は一月五日、大寒(ダイカン)は今日一月二十日、節分(立春)は二月四日です。
**寒卵と大寒卵**
明日頃から販売されている卵は、この大寒に産卵された卵なのでおいしく、身体に良いものが凝縮されています。
かつては、大寒のころに野生の鶏は卵を産まなかったので、「大寒の卵」は珍しく縁起が良いとされました。とりわけ運気のなかでも、金運がアップするとされています。
いずれにしても、栄養価が高く希少性もあるので
子供が食べると無病息災で、大人が食べると金運が上がるとされています。
そして、暦の春の立春の前5日間は
鶏始乳(ニワトリはじめて庭につく。)
といわれ、鶏が卵を生み温めはじめる時期です。長い冬もそろそろ終わりを告げて、新しい春が始まります。
1月22日(日)まで伊勢丹 立川店、伊勢丹 府中店で養麗卵の試食を行っています。
栄養が凝縮され一年で一番濃厚と言われる、養麗卵の「寒卵」をお楽しみください。