こんばんは、
鳥取で創業90年のイヌイ薬局で、アトピー性皮膚炎などの皮膚トラブルの根本的な改善のお手伝いをさせていただいている、アトピー性皮膚炎アドバイザーのコナン(conan)こと乾(いぬい)です。

私たちのイヌイ薬局(http://www.karada-no-nayami.com/)
には毎年1000件以上のアトピーに悩む方が相談に来られます。その相談のなかで気がついたことを、このブログでお伝ええしています。が、

今日は、皮膚病ではなくが大切な知人から問い合わせのあった「めまい」についてのお話です。彼はいつも元気に会社を経営されているのですが、先月おつきあいなどで頑張りすぎて、夜遅くまで暴飲暴食を重ねた結果「めまい」が酷くて相談いただきました。

そんなわけで、中医学で考える「めまい(眩暈)」についてお伝えします。

中医学で考える「めまい(眩暈)」の原因は

1血液が不足の血虚

2腎がよわった腎虚

3ストレスがたまった肝陽上亢

4老廃物がたまった痰湿

などの原因に分けています。

1の血液が不足が原因の場合は、動くとめまいがすることが多く胃腸の虚弱などが原因として考えられます。

2の腎が弱った場合は、フワフワボーとしていることが多く、房事不摂生などが原因として考えられます。

3のストレスが原因による眩暈は、イライラして怒りっぽかったり減免が好調したりします。

4の老廃物が為って眩暈が起こる場合は、頭が重かったり吐き気がしたり回転性の眩暈が起こります。



今回の相談ただいた症状は、2カ月の暴飲濃色を繰り返した後の眩暈で、寝ていてもグラグラするということなので、

4の身体のなかの余分な老廃物がたまってしまった場合と考えられます。

本能的に身体は、不要な老廃物を排泄しようとするので

「吐き気」や「悪心」

を伴うこともあり横になって寝ていても「吐き気」や「悪心」「回転性の眩暈」などを感じ、余分なものカラダのなかにあるので

身体が重く感じたり、

頭が重くぼーっとしたり、

朝からむくんだり

お腹が張ったような感じの膨満感があったり

耳鳴りがしたり

します。

この場合は、身体の余分な老廃物をなるべく早く排泄すればけろっと治ってしまいます。

薬膳の考え方で食材を考えると

里いも、山芋、ハトムギ、椎茸などキノコ類、大根おろし、しいたけ、とうがん、昆布などの海藻類

などが胃腸の働きを補って、排泄を促進してくれます。

漢方のおくすりでは温胆湯(ウンタントウ)などの胃腸を補って、ふような老廃物の排泄を助けてくれるおくすりを使います。

そして、お薬や食材だけでなく薬膳的な食事の方法としては

薄味の食事にして

一口三十回咀嚼して

腹八分目を守って

新たな「からだのゴミ」をためないことが大切です。



バルトリン腺炎と性交痛