小満でこれから陽気がさかんになって、植物が成長し始めます。
この時期ころから、アトピー性皮膚炎や、掌跡膿胞症、乾癬などのジュクジュクや赤みのある皮膚炎が悪化しやすい時期になります。
このことは、大気中の湿度の上昇すると症状が悪化する場合は、身体のなかの不要な水分(湿)がかゆみや赤みなどのつらい皮膚症状の大きな原因と考えられます。
ですから、身体にたまった余分な水分をなんらかのかたちで排泄してあげることが根本治療になります。
身体にたまった不要なゴミを排泄するのは胃腸のチカラ、すなわち消化力が排泄の原動力になります。
最近は家のお掃除に「断遮離(ダンシャリ)」が流行していますが、皮膚炎の改善策もおなじです。
断:体内の不要なゴミになりやすい、甘味、脂っこいものを極力控え
捨:1口30回など良く噛んで、酵素の多い野菜や果物の量を増やして必要なら漢方薬やハーブの助けを借りて消化力を揚げ
離:つらい皮膚症状から根本的に離脱できます。
つらい痒みや赤みは身体にやさしい適切な漢方薬やハーブでコントロールするのがこのましいでしょう。この身体の断遮離ステップは生理不順などの婦人病でも、生活習慣病でも同じです。