神戸大学応援団 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

先日、神戸大学応援団総部 宮脇団長と会食を機会を得ました。様々な形で報道されております通り神戸大学ではしばらく応援団(リーダー部+チアリーダー部)が活動休止状態にあった訳ですが、一昨年、宮脇団長が立命館大学から神戸大学へ編入したのきっかけに再建されました。最初は文字通り一人ぼっちの応援団であった訳でありますが、昨春の勧誘で新入生を迎え現在、再建の途上にあります。

宮脇団長の事が記載されている記事
実際にお話を伺ってみると報道で知っていた内容がニュアンス的に違う部分が散見されました。おそらくメディア側で読者にとって分かり易い話になる様に事実関係だけは変わらない程度にアレンジされたものと思われます。いずれにせよ活動実態も組織もないゼロの状態から一人で再建を果たした彼の偉業は讃えても讃え過ぎる事はないでありましょう。


先輩方が敷いて下さったレールの上を走る既存団体を運営するという事も実際問題としては様々な困難が伴うものであります。各地で応援団の勢力が減退しているという事実が何よりもそのことを雄弁に物語っております。そういった状況の中、ゼロから創り上げてゆくというのは一大事業である事は間違いございませんが、それを楽しんでいる風が彼から感じ取る事が出来ました。

 

校地が近い、アメリカンフットボール部が活躍している、という点以外は余り共通点が見つからない神戸大学と我が校ではありますが、現時点で彼が応援団再建に尽力しているという事実が何よりも肝要な事であります。

彼から聞いた話、彼の経験を今後の活動に活かして参る所存であります。

甲南大學應援團OB

八代目甲雄会広報委員会