関西学生應援團連盟【10】 | 甲南大學應援團OB会のブログ「雲外蒼天」

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甲南大学応援団再建物語
~黄霧四塞すと雖も、上に蒼天なきに非ず~

残る大阪経済大学、大阪産業大学、大阪電気通信大学の應援團は正式名称は應援團本部であります。今で言えば全学応援団に似た組織体系でありまして、大学によって差異はございますが、大学内の学生組織を統括する体育会本部や文化会本部等と並立する、一クラブより一段、上位に位置する立場であり、学内で重きを成す強固な組織体制と言えましょう。
【大阪経済大学應援團本部(昭和56年)】
【大阪産業大学應援團本部(昭和56年)】
【大阪電気通信大学應援團本部(昭和56年)】
6校それぞれ30名前後の団員(今風で言うリーダー部のみ)を抱えておりましたので、連盟全体では200名近い団員が揃う訳であります。残念ながら連盟加盟校が勢揃いした写真等がございませんが、さぞや壮観であったろうと推察されます。
 
昭和55年に発足した連盟は順調に推移し、昭和56年には大阪経済大学を幹事校として、翌昭和57年には大阪産業大学を幹事校として連盟祭を開催しております。本来の目論見としては、足元を固め連盟として強固な力を保持した上で、新たに出来たこの輪を京都、神戸の応援団にも拡大し、全日本学生応援団連盟に比肩し得る一大勢力へと飛躍する事でありましょう。また関関同立による関西四私立大学応援団連盟も加盟校である関西大学が既に加盟していた訳ですので、これをも併呑する事さえ夢物語ではなかったでありましょう。
ところが現実はそういう方向には進まないのであります。【以下次稿】
 
甲南大學應援團OB会
八代目甲雄会広報委員会